嫌な予感が当たってしまった感じですね。韓国戦の第1エンド。0-0にしてブランク・エンドを狙ったラスト・ショットが痛恨のスルー。
この大会の予選で、これまで、ブランク・エンドを狙ったショットは一度も見たことがありませんでした。これをきっかけに藤澤選手のコントロールが微妙に狂い出しました。
アメリカ戦で立ち直って迎えたはずのスイス戦。第4エンドで、同点からの ブランク・エンドを狙ったショット。再びスルー。韓国戦の悪夢を見た気がしました。
そして、第5エンドで更にブランク・エンドを狙い、その結果 2失点。ドツボにハマった感じでした。
積極的な意味でブランク・エンドを狙っていったのなら、問題はなかったと思います。しかし、素人ながらに見ても、安全策を取ったと考えた方が良いでしょう。
なぜ、選手がここまで安全に試合を運ぼうとして、消極的になってしまったのか。それは試合後のサード吉田選手のインタビューで分かりました。
スイスに敗れたが、スウェーデンが韓国に勝てば、日本は準決勝に行けますが、どうですか?
と聞かれると、吉田選手は顔の表情が一変し、インタビュアーに食ってかかるように、
LSD(同じ勝ち数のチームがどちらが上位に行けるのかを決める数字)が悪い私たちが準決勝に行けるはずがないじゃないか!
つまり、選手たちは スイスに敗れれば予選リーグで敗退…と信じて疑わなかった、ということです。この想いが、選手に不要な安全策を考える消極性をうんだのではないでしょうか。
一度は予選敗退を確信した選手たち。もう失うものは無いと思います。残り二試合を積極的にプレイして、悔いのない大会にして欲しいものです。
好材料は、第6エンドで、藤澤選手が ブランク・エンドを決めるショットに成功したこと。これで、準決勝で再び対戦するスイスとの試合でも、きっとブランク・エンドを決めるショットを成功させてくれると思います。