株式会社野村総合研究所は11月11日、同社が提供するテキストマイニングツールの新バージョン「TRUE TELLERテキストマイニングVer 6.5」を発表した。発売は11月30日。

 主にアンケートの自由回答や電話応対での対応記録といったデータ  を分析し、市場の傾向や変化の把握、顧客視点にもとづく事業戦略の確認、検証、課題発見などに利用するためのテキストマイニングツールとなっている。

 新たにデータ分類やレポート作成を自動化するための機能が追加されている。「学習型テキスト自動分類  」機能では、過去の分類データの自動学習と補正作業を組み合わせることで、従来担当者が手作業で行っていたデータ分類作業の大幅な効率化を可能にするという。

 「コールセンター入力データ診断レポート」機能では、  オペレーターが入力したデータの品質について、意味をなさない文章や  、別の文章作成時の特性を診断する評価レポートを自動で出力する。データ品質の向上やオペレーターの文章作成力の向上に役立てることが可能という。

 そのほか、分析者が注目したトピックスが、どのような背景、どのような理由で、どのような評価を受けているかをマップ化して表示する「話題のひろがりまっぷ」機能や、共通辞書、付箋機能などが追加されている。

 TRUE TELLERテキストマイニングVer 6.5の価格は、1ライセンス600万円より。追加ライセンスは100万円より。別途、各種の分析オプションや分析サービスが用意されている。Windows 2000、XP、Vista、Windows Server 2003に対応する。

株式会社ベネッセスタイルケアがASP型インバウンドコールセンター向け電話系システム『@nyplace(エニプレイス)』を導入

ITXグループの株式会社コラボス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 茂木 貴雄、以下、コラボス)のコールセン ター向けASPサービス『@nyplace(エニプレイス)』は、2009年8月31日、株式会社ベネッセスタイルケア(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長 小林 仁、以下、ベネッセスタイルケア)の入居介護サービス事業におけるコンタクトセンター用システムとして導入されました。

ITXグループの株式会社コラボス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 茂木  貴雄、以下、コラボス)のコールセンター向けASPサービス『@nyplace(エニプレイス)』は、2009年8月31日、株式会社ベネッセスタイルケ ア(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 小林 仁、以下、ベネッセスタイルケア)の入居介護サービス事業におけるコンタクトセンター用システムとして導入されました。

ベネッセスタイル ケアは、教育、語学、生活、介護等の多くの事業を行うベネッセグループの中で、介護事業と保育事業展開する企業です。「Benesse=よく生きる」とい うベネッセの経営理念のもと、利用者の視点に立ち、2009年11月現在、全国140ヶ所以上の有料老人ホームと、首都圏中心に20ヶ所以上の保育園の運 営を行っています。

ベネッセスタイルケアでは、入居介護サービス事業における顧客満足度のさらなる向上を目的とし、コールセンターの完全内製化にあたり、コンタクトセンターシステムのリプレイスを検討していました。以下3点が『@nyplace(エニプレイス)』が採用された理由です。

●高機能な交換機システム(AVAYA社製)の導入コストの低減が可能※1
●保守管理込の月額料金制ASPサービスの利用によるシステムコストの固定化
●将来的に既存のナレッジデータベースとのCTI連携が低価格で見込める

今 回、ベネッセスタイルケアは、『@nyplace(エニプレイス)』の採用により、同規模の電話交換機の購入時と比べ、初期費用と通常年間10~20%か かる保守管理費の削減に成功しました。また、入居介護サービス事業におけるコールセンターの完全内製化を実現しました。

コラボスでは、コンタクトセンター事業を通じ、新たなビジネスチャンス拡大や業務改革に挑む企業のビジネス・サポーターとして、『全てのコンタクトセンター機能をASPサービスで提供すること』を一つのミッションとし、今後も当該サービスの充実を図っていきます。


■「@nyplace」について
『@nyplace(エ ニプレイス)』は、コールセンター用の電話交換機機能(IVR※2/CMS※3/ACD※4/CTI※5等の機能)を、IPネットワークを利用して提供す るASPサービスです。『@nyplace(エニプレイス)』の採用は、コールセンターの生産性を飛躍的に向上させ、顧客サービスの向上とコールセンター 運営費用(人件費、通信回線費用等)の抑制を実現します。また、『@nyplace(エニプレイス)』は、電話交換機等の機器を設置せずに月額料金で利用 できるサービスのため、コールセンター開設時のコスト※1を大幅に削減し、初期に発生する多額投資のリスクを回避します。例えば、一般的なコールセンター システムであれば月額1席2万円での提供が可能です。(料金には専用のIP電話機も含まれます。)また、ASPサービスであるため導入が簡易で短期構築が 可能な上、事業計画や業務量の変動にあわせて契約数を変更できるため、柔軟で効率的な利用ができます。