桜子さん
「それではご主人様の呼び方は如何いたしましょう?」


平林さん
「…ぶぅちゃんで」


古屋さん
「しんちゃんで」


桜子さん
「ご主人様は?」
(僕をガン見して)


………(・_・;)


平林さん・古屋さん
「ホッシーで」



「はい、それで」


桜子さん
「………………ほしにゃん様で☆」



なに!?Σ(°Д°;)

もはやこのメイドさんまでもが僕を弄り始めたんじゃないかというようなチョイス


店に帰ったら2週間は引っ張られるな…



桜子さん
「かしこまりました、それでは少々お待ちください♪」




メイドさんがいなくなって一息つく3人


普段普通に話せる東さんや東野さんのありがたみを知った



平林さん
「大丈夫か?なんなら少しでも免疫のある桜子さんと交換してやろうか?」



「大丈夫です…」


古屋さん
「顔真っ赤だよ(笑)」



「大丈夫です…」


平林さん
「もっと楽しめよ。お前元気ないとつまんなぁい(笑)コイツキャバでもこんな感じ?」


古屋さん
「こんな感じ」



「いやぁ、さすがに今よりはマシですよ」



なんて皆で話をしていると


天使さん
「しんちゃんご主人様ぁ!!」


古屋さん
「おぉ呼ばれた!写真行ってくるわ」


僕・平林さん
「ほ~い」



2分くらいで古屋さんは帰ってきた


顔が真っ赤である
そして妙に落ち着きがない


古屋さん
「これヤバい!これヤバい!テンション上がる!ヤバい」


平林さん
「古屋くんも顔赤いよ?」


古屋さん
「行けばわかる!おぉ…」





あぁ…帰りたい

東野さんと〔ごみ〕でスリー撞きたい

せめて最後じゃありませんように…
トリじゃありませんように…


祈った…



古屋さんの興奮冷めやらぬままメイドさんが2人やってきた


僕は下を向いた…



地獄の始まりだった


(続く)
店員さんの誘導により、いよいよ初メイド喫茶に入店


中に入ると



目の大きなメイドさんが
「お帰りなさいませ!ご主人様!!」
と僕達を誘導



僕は下を向いた



店内は一切撮影禁止という事なので、ここから語る活字で様子は読みとってほしい


3人席へと通された僕達


席につくとコースの説明をされる


基本は60分で一度退店らしい



桜子さん
「それでは改めまして、お帰りなさいませご主人様!」


萌え声だ…


僕は下を向いた


コースはドリンクだけのものから始まり、1つ上がる毎に食事、デザートなどがついていくものだった


ちなみにこの説明の時点で僕は汗だくである


誰も気付かなかったが、左手はグーで膝の上である



とりあえずデザートはいらないという事で、フルコース一歩手前のコースにした



皆ドリンクはオリジナルカクテルにした


メイドさんが目の前でシェイカーを降ってくれると言うからだ


3人
「メイド喫茶に来たなら堪能しないとね」



この考えが後々僕達、もとい僕に地獄をもたらす事になる



桜子さん
「それではご主人様?カクテルの方の色やお味を注文する事ができますが…」


平林さん
「初恋の味で」


「Σ(°Д°;)」

古屋さん
「じゃあ俺は青春で」


「Σ(°Д°;)!!」

桜子さん
「ご主人様は?」
(僕をガン見して)


(メニューにないよ?初恋とか青春とかメニューにないよ?何で打ち合わせ無しにそうやって暴走するの?)




「あ…愛情で…」


桜子さん
「はい!愛情ですね☆分かりました。少々お待ちください」



平林さん
「お前キレイにオトせないなら無理すんなよ(笑)」

古屋さん
「そうだよ(笑)」



「うるさい」



桜子さん
「それでは写真を一緒にとるメイドを指名できます。こちらからお選びください」



平林さん
「あぁ、ぼかぁ桜子さんで!!」


古屋さん
「えー、じゃあ俺天使ちゃんで」


桜子さん
「ご主人様は?」
(僕をガン見して)



(あんたらの何か慣れた感じがやだよ…何で即決だよ)
「ま…まりもちゃんで」


桜子さん
「かしこまりましたご主人様☆」






出たい…今すぐここを出たい


普通に話せる東さんとジュースじゃんけんがしたい…
心からそう思った


(続く)
そんなこんなでAKB劇場の生の空気を堪能した僕達3人


いよいよ本題のメイド喫茶探しの旅へ



平林さん
「とりあえず外でビラ配ってんだろ」


古屋さん
「そうだね、とりあえず外行く?」



「ちょっと待て…」


平林さん・古屋さん
「え?」



「AKBショップというものがあるらしいでござる」


3人
「行くか…」



劇場を1つ下り、奥の方へ行く

写真やトレカやDVDをズラッと並べたお店が…


しかし写真やトレカは全て品切れだったのか展示品となっていた



仕方なく、いつCDの発売日か等調べてそこを後にした


平林さんはDVDBOX告知のビラを2枚程貰っていた



さて、萌えを探しに行きますか


となった時に目に飛び込んで来たのがエスカレーター前の
「@home cafe」



平林さん
「これ、メイド喫茶やろ」


古屋さん
「あっ俺これ聞いた事ある」



「テレビでやってましたね、かなり有名ですよ」


3人
「どーする?ここにする?」


エスカレーターの前で会議を始める3人



ハズレをひきたくない僕はカウンターの店員さんに問いかける



「ここ、何時までですか?」


店員
「10時までとなっております」





「10時までやってるみたいなんで、とりあえず他も調査します?」


と2人に話しかけた直後、中から店員さんがやってきて


「お待ちになりますか?」


と一言



平林さん
「はい待ちます!」



返事が電光石火だったよ!



と、いう事でデビュー戦会場決定!



待ち時間の間に入り口で説明とシステムを聞く



平林さんはしきりに
「楽しい方で!」
「どっちが楽しいですか?」
「お兄さん的にはどっちが楽しいですか?」


と店員さんを困らせていた



「どっち」というのは


カウンタータイプかリビングタイプかというもの



リビング席は喫煙可能という事なので、そちらに決定!



程なくして店員さんに呼ばれる


ここから僕達の…


いや、僕の長い長い60分が始まる…