『なろう』デビュー☆
え~『小説家になろう』デビューしました(`∀´)
実は今新作を半分ぐらい書いていて、それが完成してからと思ったんだけど、
ふと『雛の森のミステリー・ベル』がいいかな~とか思って、
思い切って修正しての投稿です☆
さすが売れっ子サイトだね。アクセス数がすごい( ̄□ ̄;)
まさか一日で何百とかアクセスがあるとか思っていなかったので、
気を良くして『メアリーさん』の方も投稿始めました。
フリーゲームの影響も、ちょっとあるみたい☆
新作はある程度形になったらここに載せるので、読んでくださいね♪
(っていうか、このブログ見てる人いるんだろ~か(;^_^A
おもしろかったらクリックしてね♪


君のポケットに届いた手紙 (クトゥルー神話外伝)/小夜

実は今新作を半分ぐらい書いていて、それが完成してからと思ったんだけど、
ふと『雛の森のミステリー・ベル』がいいかな~とか思って、
思い切って修正しての投稿です☆
さすが売れっ子サイトだね。アクセス数がすごい( ̄□ ̄;)
まさか一日で何百とかアクセスがあるとか思っていなかったので、
気を良くして『メアリーさん』の方も投稿始めました。
フリーゲームの影響も、ちょっとあるみたい☆
新作はある程度形になったらここに載せるので、読んでくださいね♪
(っていうか、このブログ見てる人いるんだろ~か(;^_^A




君のポケットに届いた手紙 (クトゥルー神話外伝)/小夜

海底遺跡ホラー?「Missing」
与那国島の海底遺跡を舞台にしたホラー映画という触れ込みだったので、
少し期待して観ました。
説明には「異形の~」ってもあったので、クトゥルー雰囲気あるかなっても思ったんだけど、
やっぱり違いましたね(^_^;)
ホラーっていうのも怪しいかな~?
ホラー風味のファンタジーっぽかったような気もします。
でも与那国島のきれいな風景は印象的だったので、
そういうのを背景に観たいって人にはオススメかも。
まあ好みでど~ぞo(^▽^)o
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君のポケットに届いた手紙 (クトゥルー神話外伝)/小夜

少し期待して観ました。
説明には「異形の~」ってもあったので、クトゥルー雰囲気あるかなっても思ったんだけど、
やっぱり違いましたね(^_^;)
ホラーっていうのも怪しいかな~?
ホラー風味のファンタジーっぽかったような気もします。
でも与那国島のきれいな風景は印象的だったので、
そういうのを背景に観たいって人にはオススメかも。
まあ好みでど~ぞo(^▽^)o




君のポケットに届いた手紙 (クトゥルー神話外伝)/小夜

久しぶりに短編小説書きましたo(^▽^)o

「ねえ、ミィちゃん。どう思う?」
「どう思うって言われたってね~。う~ん・・・判んない」
2月も半ばを迎えるある日のこと。詩織はいきなりある小さな悩みを抱える事態に陥り、その胸の内を神酒に伝えないと気が済まないというところまで追い詰められていた。
悩みの対象とは親友の真夢のことで、これについてはご意見番のティムも訳が判らないという以上の結論は導き出せず、2人(一人と一匹?)は揃ってここ2日間ほど頭を抱えている。
事の発端は先日のこと。いつも朝の登校の待ち合わせとして使っている空き地の白壁前に、真夢が珍しく遅刻寸前でやってきたことから始まっていた。この時は真夢がペコペコと謝罪をした後に2人でダッシュしてようやく学校には間に合ったのだが、そこから彼女のうわの空が始まったのだった。
2時間目の後の中間休み、給食の後、放課後など、いつもは取るに足らない話題で盛り上がる詩織と真夢のはずだったのだが、この2日間は真夢が一人でブツクサと訳の判らない言葉を繰り返したり、突然テンションが上がったり下がったりなど、どうにも詩織には真夢が制御できない。しかもこの2日でその状況が悪化したため、やむにやまれず詩織は神酒に助けを求めていたのだった。
「あれ、絶対おかしいのだ。もしかして何かに取り憑かれているのかな~?」
「いや、さすがにそれは無いと思うよ?」
詩織の話を聞きながら、神酒もあれこれと考えを巡らせてしたが、その内思い当たることがあったらしく、彼女は目をキラリと光らせると、詩織に少しニヤニヤしながら情報を提供した。
「ねえ、シオリちゃん。もしかしてマムちゃん、あれを気にしてるんじゃない?」
「あれ?あれって・・なんなのだ?」
「鈍いな~。ほら、もうすぐ2月14日の【あれの日】でしょ?」
「あー!!バレンタインか!」
「そう。それ☆」
神酒の言葉に、詩織は目の前の霧がいっきに晴れたような気がした。真夢は少しボーっとしたところはあるが多感な部分もあり、特に神酒の同級生の瞬に想いを寄せているというのは、誰もが知っている秘密の話。
そう言えば真夢がブツブツ言っていた呪文の中には【チョコ】という単語も入っていたことを思い出し、とりあえず真夢が狂気に取り憑かれたわけでは無いということが判ったため、詩織はようやく安心感を取り戻すことができた。
「やっぱりミィちゃんに相談できてよかった!ありがとうなのだ!」
「いや~でもこの場合、普通の女の子なら思い付きそうな気もするけど・・・」
「あたしは普通の女の子だけど、思い付かなかったよ」
「アハハ・・・。ところでシオリちゃんは、チョコ渡す相手はいないの?」
「いないよ」
「即答ね~」
「ミイちゃんは?」
「あたしはね、今年はナミとキララとリコと共同でシュンに渡すことにしたの。シュンったら毎年みんなからチョコもらうクセに、お返しなんかもらったこと無いからね~」
「へ~、意外にケチなんだね」
「・・・違うのよ・・」
すると神酒は少し怖い顔をして詩織にグッと顔を近づけると、まるで怒ったように眉を吊り上げた。
「あいつの頭にホワイトデーは存在してないの。ホンッと腹が立つ!」
☆★☆★☆★
『へえ~。人間には、そういう習慣があるのか』
「そうなのだ。おかしいでしょ?」
椎名家での夕食の後。いつものように子ども部屋のコタツでくつろいでいた詩織とティムは、ようやく真夢の不可解な行動の謎が解けたことに安堵し、今は半分ニヤニヤと笑いながら彼女の乙女心の清純さをネタにしていた。
『ところでシオリは、チョコ渡す相手はいないの?』
「ぜ~んぜん。渡すような男の子もいないし、もらって喜ぶ男の子もいないと思うのだ」
『そう?人間の価値観はよく判らないけど、シオリから愛情表現されたら、喜ぶ人は多いような気がするけどな~』
「チッチッチ。ティムはまだよく判っていないな~。ナッちゃんみたいな美人からもらうのとは訳が違うのだ。あたし可愛くないも~ん」
そう?とティムは思ったが、正直彼には詩織の意見に賛成はできなかった。

ティムが人間から得た美的感覚では、確かに神酒や七海は【美人】と呼ばれるカテゴリに分類されるらしいということで、一応の納得はしているし、彼が雄である以上、男の本音も判らないでは無い。しかし詩織が【美人】と呼ばれるカテゴリ外れるとは、ティムにはどうしても思えなかった。
詩織は確かに振る舞いが男の子のような部分が多く、あるいは【女の子らしい】というカテゴリからは外れるかも知れないが、髪型が違うとは言え七海に瓜二つの詩織からチョコをもらって嬉しくない男など、本当にいるのだろうか?
『ねえ、シオリ』
「なに?」
ティムは少し頬を赤らめながら、ちょっとした興味を詩織に打ち明けた。
『もしボクが人間だったら、ボクにチョコレートをくれる?』
すると詩織はニッコリ笑ったが、コタツの上のお皿に山盛りになっているお菓子を指差し、ヤレヤレといったため息をついた。
「くれるも何も、毎日ティムの大好物のマーブルチョコをあげているでしょ。これも立派なチョコなのだ!」
※注意! ネコにチョコレートは与えないでください!
☆★☆★☆★
そして、2月14日のバレンタインデーが訪れた。
詩織は真夢の奇行がようやく今日で終わると安心して、いつもの白壁前で登校の待ち合わせをしていたが、やってきた真夢からいきなりリボンの付いたチョコレートを手渡され、びっくりして目をぱちぱちとさせた。
「へ?なんで?」
「なんでって、今日はバレンタインデーでしょ?だからシオリちゃんに!」
「え?でもそれってシュン兄に・・・」
「え~!?シュンさんに!?」
すると真夢は顔を思いっきり赤らめながら、クルリと回ってはにかんだ笑顔を見せた。
「そんな~!恥ずかしくて渡せるワケ無いよ~!!」

マム・・・来年は協力するからガンバレ
オ・シ・マ・イ☆




君のポケットに届いた手紙 (クトゥルー神話外伝)/小夜
