「本当は変えたほうがいいと分かっている」
「このままではよくないと思っている」
それでも、動けない。
この状態は、多くの女性が経験しています。
不調があっても受診しない。
気になりながらも先延ばしにする。
考えてはいるが、決められない。
しかし本質は、そこではありません。
人は「受診」を迷っているのではありません。
本当は、「自分の人生をどう扱うか」を迷っているのです。
このような状態になると、
「自分は意志が弱いのではないか」
「もっとしっかりしなければいけないのではないか」
そう感じてしまうことがあります。
しかし、これは意志の問題ではありません。
また、知識や情報量の問題でもありません。
多くの場合、
何を基準に選べばよいのか分からない
今決めるべきことなのか判断できない
自分にとって何が大切なのか整理されていない
このように、意思決定の構造が整っていない状態にあります。
選択とは、「何を大切にするか」を決めることです。
しかし、自分の優先順位が曖昧なまま、
他者の期待や役割に引きずられたままでは、選ぶことはできません。
その結果、「とりあえず今は何もしない」という状態が続きます。
これは弱さではなく、構造がない中での自然な反応です。
迷いは、問題ではありません。
それは、自分の中に複数の選択肢が生まれている状態であり、
これまでの生き方を見直そうとしているサインです。
つまり、人生を選び直す入口に立っている状態です。
では、どうすればよいのか。
必要なのは、強い意志でも、無理な決断でもありません。
必要なのは、今の自分はどのような状態にあるのか、
どんな選択肢があるのか、それぞれを選んだときに何が起きるのか、
自分は何を大切にしたいのか、
これらを整理し、自分の中に意思決定の軸をつくることです。
意思決定は、一度で終わるものではありません。
話を聞いてみる、情報を取りに行く、誰かに相談する。
このような小さな選択の積み重ねが、やがて大きな変化につながります。
私はこの状態を、「混乱の状態」と捉えています。
そこから、
状況を理解し、自分の基準で選び、
行動できる状態へと変わっていく
この変化のプロセスを、CALIBAでは扱っています。
もし今、
「わかっているのに動けない」と感じているのであれば、
それはあなたの問題ではありません。
それは、まだ整理されていないだけの状態です。
そして整理されれば、人は必ず、自分の人生を選び直すことができます。