それ程までに久しぶりにいい映画を観たと思いました。
イミテーションゲーム エニグマと天才数学者の秘密
です。
2014年の映画です。
実在の天才数学者の人生を描いています。
第二次大戦の時代、イギリスの数学者アラン・チューニングがドイツ軍の暗号機エニグマの解読のためブレッチリー・パークで働きはじめるところからストーリーは始まります。
この初めの面接はアランをよく表していると思います!
きちんとしたストーリーはwikiを参考にお願いします笑
基本的にこのアランは天才特有の空気の読めなさや人の気持ちを理解できないという性質があります。
バカにしてるつもりはないのかもしれないが、他者をバカにするような発言も平気でします。
なので観はじめた頃は特に気持ちも入りません。
しかしキーラ・ナイトレイ演じるジョーン・クラークと出逢いアドバイスを受け少しずつ変わっていく様子をみているとどんどん彼に惹かれていきます。
そして追い詰められたりしながらもやっとエニグマ解読機=クリストファーが出来上がります。
このクリストファーは画像の背景にある機械です。
上記と並行して幼少期のアランのストーリーも進んでいきます。
その辺さらっと観ていた私は途中まで気づかなかったのですが、エニグマ解読機につけたクリストファーという名前は彼が幼少期に愛した唯一の友達の名前なのです。
こういうものにもこの映画の良さというか伝えたいことが出ていると思います。
(多分実際のエニグマ解読機にはクリストファーという名前はついてないと思うので)
この映画を観るまで私はこのアラン・チューニングという天才数学者を知りませんでした。
少しも。
多分知らない人の方が多いでしょう。
それがこの映画が伝えたい事のひとつでもあるのですが、
エニグマ暗号を解読して第二次大戦を早く終結させたような歴史的に凄い人がここまで知られていないという現実。
政府の機密だからと公に認められることもなく、それどころかあの時代の非道な法のせいで苦しみ、自殺で人生を終えるという受け止め難い現実。
パソコンの生みの親とも言える人ですよ?
史上最大の戦争ともいえるあの第二次大戦を早めに終結させて多くの人を救った人ですよ?
生まれた時代が違えば生きている間に評価をされた人だと思う。
2013年にエリザベス女王から恩赦を受けたと字幕をみて良かった、と泣きそうになったけど
死んでから認められてもやはり意味がないと思う。
ゼロではないけど、ないよりはいいと勿論思うけど、やっぱり本人がそれを知れないのは悲しすぎる。
正直もっともっと色んな人にこの映画を観てアランの事を知ってほしいし、
きっとアランのように世に知られていないすごい人々にももっとスポットを当ててほしいと本当に思った。
特別な才能にはもっとスポットを当てるベキだと思う。
しょうもないテレビ番組ばかりなのだからそれならば世界で色んな事に貢献している様な素晴らしい頭脳の持ち主にスポットを当てる番組でも作ればいいのに
スティーブ・ジョブスだけじゃない。
と思い知らされる素晴らしい映画でした。
