さだまさしさんの新譜『惠百福 たくさんのしあわせ』を買って来ました。

 

待ちに待った新しいオリジナルアルバムです。

 

昨年のチャリティーコンサートで

「最近、お客さんが新しい曲を憶えてくれない」

「新しいアルバム必要?」と嘆いていたけど、必要だし、ちゃんと買って憶えてますよ。

 

さださんが毎年オリジナルアルバムを出してくれるというのは、

例えて言うなら、毎年バッターボックスに立ち続けてくれる感じなのです。

 

「10打数何安打打ってくれるかな?」と。世の中でのヒットするかは興味ないのね。

私の中でヒットを打ってくれたら、それで嬉しい。

 

それで今回の『惠百福』ですが、かなり出来が良い感じ。嫌いな曲がない。

ネタバレになるから書けないのが残念ですが。

「ガラパゴス携帯電話の歌」と「たくさんのしあわせ」のやさしい目線は、

やっぱり好きですね。「約束の町」も。

 

前回の『風の軌跡』も良かったし、第何期目かの黄金期と思えますね。

 

ツアーに2回参戦予定なので楽しみ。

『風の軌跡』のツアーでは、一番好きな「みらいへ」が演奏されなかったのが、残念でした。

今回の新曲は全曲生で聴きたいなぁ。

 

メータ指揮ウィーン・フィル来日公演 最終日 第九

 

ズービン・メータ指揮ウィーンフィルの来日公演最終日に行って来ました。

 

・     モーツァルト:交響曲第36番ハ長調KV.425≪リンツ≫

・     ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125≪合唱≫

ソプラノ:吉田珠代 

メゾソプラノ:藤村実穂子 

テノール:福井 敬  

バス:フランツ=ヨーゼフ・ゼーリッヒ 

サントリーホール30周年記念合唱団

 

≪リンツ≫は先日同様に、ウィーンフィルの美しい響きが聴けました。モーツァルトの曲では一番聴きたい響きですね。やはり、昔の巨匠のウィーンフィルらしい響きの伝統を受け継いでるのはメータ氏なのではないかと思いますね。

 

第九に関しては、速く演奏するのではなく、やはり楽器を歌わせる感じでした。東日本大震災直後のチャリティーコンサートでのメータ指揮N響第九は、震災後の緊張していた時期で、より緊張感がある演奏でした。今回はサントリーホール30歳の誕生日の祝いで、緊張感よりは華やかで祝祭的な演奏でした。たっぷり歌わせる演奏は、人によっては「緩く」感じるかもしれませんが、ホールに漂う楽器が歌ってる響きはより豊かになってるので、悪い演奏には思えなかったです。

ソリストでよかったのは、やはりゼーリッヒ氏と藤村実穂子さん。ゼーリッヒ氏は貫禄もある感じで。藤村さんは上手いですね。バイロイトで歌ってるのも納得の実力です。

合唱団は、やはりティーレマン指揮の第九で歌ったウィーン楽友協会合唱団の方が迫力がありました。でも、お祝いの日ですから、それを言うのは野暮なので、この程度に。

 

演奏後、メータ氏、オケのメンバー、ソリストや合唱団、合唱指揮者が一通り拍手を受けて、更に拍手が続き再び呼び出されると、メータ氏はウィーンフィルメンバーも立って拍手を受けるように促しました。しかし、コンマスのホーネック氏が粋な計らいで立たない。オケメンバーも含めて、マエストロ・メータに拍手

 

オケメンバーが退場し、合唱団も退場した後、メータ氏はまた呼び出されて拍手を受けておりました。

 

キュッヒル氏が定年になり、「伝統的な響きはどうなるのか?」と不安が大きかったものの、

ホーネック氏らが受け継ぎ、しっかり守ってるのが良く分かりました。