Fly me to the Moon... -8ページ目

掌の夏

Fly me to the Moon...



夢の中で あなたは

真夏の潤んだ月のように

息をのむほど危うくて

夕暮れの甘い波のように

それはそれは

わたしに 優しかったのよ

掌に触れた温度で

夏を共有しているような

無限に広い

秘密の箱庭








ひとりでは

帰ってくることなどできないくらい

子どもだったら

よかったのにな