だいぶ前ですがジンベイザメに会うためオスロブに友達と出かけました。

一般的な日程だと、
早朝5時頃→セブシティ出発(移動3〜4時間)
9時頃→ジンベイザメスポットへ
12時頃→ランチ
午後→ツマログの滝やスミロン島などへ行く
夕方→バスに揺られセブシティに夜到着
みたいな感じになります。

人数が集まれば運転手付きのバンをレンタルすれば自由に行動が出来ます。

ただ少人数だとツアーに参加するか個人で行くか、なんですが、ツアーだと日帰りで2万円ぐらいするのもザラ。

ということで個人で行くことになりました。
ネットでググると日帰りの情報ばかりですが、フィリピン人に『行くなら泊まりで行きなよ』とススメられたので宿泊サイトをチェックすると、ホテルが手頃だったので泊まりで行くことにしました。


セブシティからは『サウスバスターミナル』からオスロブ行きのバスがあります。

車体が白いのと黄色いのがあり、それぞれエアコン有無があるのですが、絶対おススメは『黄色のエアコン付き』です!

白いバスはエアコン付きで片道150ペソでしたが、席が5列シートでめちゃ狭いうえ、所要時間が4時間ぐらいかかります(^^;
(行きに間違えて乗った…笑)

黄色のだと普通の4列シートで3時間前後で着きます。
ただし、エアコンがバリバリ効いてめちゃ寒いので厚手の羽織ものが必須です。


さてどこで降りるか?ですが、 iPhoneのマップの『オスロブ』とあるところは町の中心(オスロブセンター)でホテルやレストラン、ツアー会社、夜は屋台など賑やかなところですが、実際ジンベイザメのインフォメーションセンターは、ここから更に10kmぐらい先になります。


私達はオスロブセンター近くの『Island View Pension House』というホテルに泊まりました。
土曜日だったのでダブルルームが1300ペソ(日曜なら800ペソでした)で、スタッフは親切だしホッとシャワーは無いけど部屋はなかなか快適てました。

ただし!隣で闘鶏用の鶏小屋があり、一日中とにかくうるさい!
ホテルの人も、元々は無くて地主は別の場所に引っ越すと言ってるけど、なかなか引っ越してくれない…と困ってる様子でしたが…。


私達は昼頃着いたのですがオーナーが教会のミサに行って不在のためチェックインが出来なかったので、まずはスミロン島に行くことにしました!
スミロンへの船乗り場まではトライシクルで片道1人50ペソが相場らしいです。
(スミロン島へはいくつかの船会社があり、それぞれ乗船場があるので、帰りは間違って違う船に乗ると違う場所に戻るので注意してください!)

料金も会社ごとに違う可能性があり、私達が乗った船は往復で2人で1500ペソでした。


日帰り客が滞在出来るエリアは決して広くは無いですが、土曜日に行ったのにそこまで混んで無いし、海が本当に綺麗でした!
泳げない私でも楽しめました♪


そして船乗り場からオスロブセンターに戻る途中にツマログがあります。
ツマログは海沿いの道から外れて急な坂道を登らなくてはいけないので、坂の下にたくさんバイタクがスタンバイしてます。
(片道30ペソぐらいが相場らしいです)


ホテルに戻り、ホテルでジンベイザメのツアーも予約しました。

ジンベイザメは
①船から見るだけ→500ペソ
②スノーケリング→1000ペソ
③ダイビング→1500ペソ
とありますが、おススメというか選択肢はスノーケリング一択で!(笑)

理由は、ダイビングするとほどでもないということと、船の上からだとほとんどジンベイの迫力は分かりません。
私も泳げませんが、ホテルで予約する際、ライフジャケット着て船の浮きに捕まって、ジンベイザメが来たら顔を潜らせて見れば大丈夫、と言われスノーケリングコースにして大正解でした!

ホテルで予約すると1200ペソで、往復の送迎(100ペソ)とガイド料(100ペソ)がかかりますが、手続きもしてくれるし荷物も預かってくれてめちゃ楽チンでした!


泊まりでも朝5:30にホテルを出発するのですが、何が良いかと言うと、
①長時間のバス移動直後に海は結構キツイ
②日帰り客が到着する前なので混雑が少しマシ(週末に日帰りで行くと2時間ぐらい待ったりもあるようですが、私達は10分程度ですぐ船に乗れました)
③海に入るのは30分程度ですが、私は波酔いしました。しかし7時にはホテルに戻り12時のチェックアウトまで眠れたので、体力がほぼ回復しました!


私達はジンベイザメだけで満足してしまったのでどこにも寄らずに夕方早めにセブシティに到着しましたが、ツマログに行ったり、途中下車してシマラ教会に寄ってもよいかと思います♪


帰りは黄色のエアコン付きに乗り(170ペソ)、途中フィリピン人がトイレに行きたくなったらしくガソリンスタンドに10分程寄り道しましたが、3時間ちょいで着きました。


今回は日曜の早朝にジンベイザメを見に行きましたが、200人ぐらいはいたと思います。
日帰り客が到着すると数は何倍かになると思うので、特に私のように酔いやすい人は泊まりで行くのが個人的にはおススメです。


夜はオスロブセンターにBBQの屋台が出ていて活気があります。
地元の人と交流も楽しんだり、セブンイレブンもあります!(笑)


今回の費用(1人あたり)
バス(往復)→P320
ホテル→P1300
ジンベイツアー→P1200
スミロン島船代→P750
船発着所まで往復代→P100

あとは夕食代など、泊まりなのに1人4000ペソぐらいで収まりました。
日帰りだとオテル代がかからないので、ジンベイザメ見るだけなら1500ペソぐらい(3〜4千円)で行けます。
ツアーが1万円ぐらいなら参加しても良いと思うんですけどね(^^;

さて、学校や職場はどんな感じか?というと…。



まずは学校!

授業は1コマ50分、間に休憩が10分あります。
部屋は個室ではなく仕切りがあるだけなので、結構うるさいです。

先生は全てフィリピン人、綺麗な発音の先生もいますが、訛りのある先生も半分ぐらいいるかなぁ?
先生の質は良くは無いですね。

学校内は英語のみ可!なんてHPに描書いてましたが、みんなバリバリ日本語です…。

一応教科ごとに担任が決まっているのですが、たまにスケジュールや休みの関係で他の先生に教えてもらう時、これが授業というよりお互い初めましてなので自己紹介からの雑談で終わってしまう…しかも私はイレギュラーなケースが多かったので、『雑談したくて留学したわけじゃないのに』と正直思いました。

エアコンが無く扇風機だけなので暑い!
常夏のセブでエアコン無しってどういうこと?!って感じですよ、ホントに。

授業は『grammer』『writing』『Reading』『Speaking &Listening』と4教科ありますが、grammerとReadingは役立つことがあっても、既に日常会話が出来るレベルだと他の教科は全くもって時間の無駄で、TOEICのReadingが上がるようにプログラムを変えて欲しいと言ったら検討すると言われたのですがその後何も言ってこない。
仕方なく事務所に確認に行ったら『普通の留学ではなく、0円での留学なので変更出来ません』だって。
いやいや、渡航前の面談で前もってから伝えたじゃん!
なのに『レンタカーのネット予約の仕方』とか『レストランで苦情を言う』とか、全く必要がないのですが!!

定期的に行われるテストは、毎回復習しなくてもほぼ100点、そりゃそうだよ、小学生レベルのことやってるんだもん。



次に職場!

職場はエアコンはあるのですが、トップの方が寒がりということで暑め…。

そして雰囲気はというと、まるでホストクラブが建設会社か、みたいな超体育会系のノリ…
研修なんて無く、ほぼぶっつけ本番でやるという…

『目標』という名のノルマもあります。
達成出来なくてもペナルティがあるわけじゃないですが、ものすごーーくネチネチ言われます、はい、正直言ってこれはノルマですね!

さらに酷いのが、フィリピンの祝日で授業は休みなのに仕事だけさせられるという…勉強と同じ時間だけ仕事、って言ってましたよね?
これも嘘ですか?
『お休みでも部屋代とかもろもろかかってるから』と言われたのですが、私は個室費用払ってますし、電気代や水道代も実費で全額自腹ですが…。
部屋代もふっかけられてるぐらい高額なので、学校(会社)が一部を負担してくれてるなんて到底思えないですが…。

いったいどれだけお金と時間を搾取する気なんだろうか?って感じですよ。



ハッキリ言って、留学メインではなくて、ただ働きさせる人材を集めるのが目的なんです。

タダで人材を集めるために無料で留学を謳ってますが、実態は嘘だらけなので別の学校に移ったり途中で帰国する人が続出、生徒が減るから先生も突然辞めさせられるし。

良い噂が一つも入って来ないというね(苦笑)
 
職場には社員さんやインターンもいるけど、長続きする人がいなくて、とにかく人の出入りが激しい。



もちろん企業(学校)のHPなんて良いことしか書いてないの当たり前です。
でも安いとは言え何十万かの費用を払ってるので、これから留学を検討している人に少しでも参考になれば…と思います。

本気で勉強したかったら、0円で留学しようなんて考えないで下さい!
きっと後悔します。

中国から戻り、すぐさま今度は英語力を上げるべく費用の安いフィリピンに行くことになりました。

マニラは治安が心配だし、今度は暖かいところで勉強したいなぁ〜と、セブで学校探しをすることに。


セブには200ぐらい語学学校があるらしいのですが、正直HPは良いことしか書いてないし実際のところは分かりません。

そんな時ネットの広告で格安の学校を見つけました。
1日授業が4時間あり、同じく4時間提携しているコールセンターで働けば学費も、寮も複数人部屋であれば0円!と謳ってます。

私は日常会話は出来るので、今回はTOEICのスコアを上げたくて勉強したい旨を予め確認していました。
マンツーマンなので、授業の内容はある程度融通がきくし、有料でTOEICコースも10時間4000ペソ(9000円ぐらい)で追加も出来るとのこと。

フィリピンは現地で就労ビザが簡単に取れるのですが、タダで留学と言っても、このビザの代金もかかりますし、学校で使ってる教科書もコピーしただけのもので1冊1000円近くするし、寮の管理費やら色んな名目で2〜3ヶ月留学すると10万円以上かかります。

しかも無料の寮は10人部屋、シャワーの争奪戦です。
じゃあ1人部屋は?というと、追加料金が月4万円弱、なのに掃除は来ないわ、管理費が別に発生するわ、エアコンは効かないわ、部屋でアルコール禁止やら、例え同じ学校の生徒でも入れちゃいけないだの、とにかくルールが多すぎ!
電気代や水道代も週に1000円以上、1ヶ月5000円前後はかかります。

そんなこんなでタダで留学のはずが、気付けば3ヶ月で25万近くになってしまうという…。

そして仕事、HPでは『誰にでも出来る簡単な仕事です。お客様からの簡単な問い合わせに答えるだけで、しっかり研修してからやりますので安心して下さい』云々が書いてあるのですが、実際はインバウンドとアウトバウンドがあり、どっちも『ノルマ』があります!
ノルマを達成出来なくてもペナルティは無いのですが、達成出来ない時もの凄ーく居心地が悪いです。

アウトバウンドは、ひたすら営業電話をかけまくり、インバウンドの方が楽か?と思えば、こっちはこっちでお客様とのやり取りが長引いたら時間になっても上がらないこともしばしば、もちろん時間を過ぎてもサービス残業です。

フィリピンは自費で留学しても月10〜15万円ぐらいなのですが毎日8時間、通勤・通学時間を入れると10時間ほど拘束されるわけで、遊ぶ時間も無いし、割に合わないですね。