本日2012年9月期 通期決算を発表いたしました。
本日17時半から開催いたしました、アナリスト、機関投資家向け決算説明会の
ダイジェストを本ブログにてお伝えいたします。
2012年9月期は
売上高 141,111百万円 (18.0%)、営業利益 17,410百万円 (21.3%)、
経常利益 17,146百万円 (21.5%)、当期純利益 8,522百万円 (16.4%)
となり、過去最高の業績を更新いたしました。
ハイライトは以下のようになっております。
各事業別の営業利益は、下記内訳となっております。
2年前から経営資源を投入し注力しているスマートフォン分野について、
当社グループのスマートフォン売上高構成比は40%を超えてきており、
その効果は確実に出ていると考えています。
尚、今回開示を見合わせた業績見通しに関しては、
①Ameba事業の大規模プロモーションの効果および収益への影響が
プロモーション実施後でないと見極められないこと
②一部の事業の事業再編を検討中
という大きく2点から合理的な業績予想な算出が
難しい状況です。
2013年9月期第一四半期の決算発表の時期には、
見通しは見えてくると現状考えております。
次に、各事業の状況をご報告いたします。
ネットビジネス総合事業は
注力しているスマートフォン広告の売上高構成比が31.5%となっており、
引き続き、シェアを拡大していきたいと考えています。
SAP事業ですが、
特に 子会社Cygamesの提供する
『Rage of Bahamut』は、海外の会員数が500万人を突破し
進撃ならぬ神撃を続けております。
続いて、Ameba事業
フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行時期であり、
スマートフォンのPVは月間100億PVを超えました。
「アメーバピグ」に関しても、スマートフォン向けのラインナップを
増やしていく予定です。
スマートフォンプラットフォーム「Ameba」について
大きな特徴はブラウザベースであるということです。
Amebaをブラウザベースにした理由は大きく3つ。
ネイティブアプリは、アプリからアプリにユーザーを
回遊させるのは難しいが、
ブラウザであれば、それが可能であること。
ユーザーの反応を見て、
日々ユーザーを飽きさせない工夫や改善、
機能追加をすることが非常に重要であること。
他社のプラットフォームの上でビジネスをしているにとどまりますが、
Amebaは自前のプラットフォームであることを重要視しているからです。
これを増殖型ブラウザプラットフォームと呼んでいます。
現在、内製のコミュニティサービスは23、ゲームも23タイトル提供しており、
ゲームを成長させることで、現在月間2~2..5億円のスマートフォン課金売上高を
将来的には、月間10億円にまで伸ばしたいと考えています。
2013年は
「Ameba」をスマートフォンプラットフォームとして確立することを第一優先とし、
同時に
広告事業を再強化すること
に注力してまいります。
CA8においても下記のような布陣とさせていただく予定です。
(12月開催予定の株主総会にて株主の皆様にご承認いただく予定です)
尚、決算説明会資料の全ページにつきましては、こちらからご覧いただけます。
本説明会の模様は、投資家情報サイトにて公開しています。
http://www.cyberagent.co.jp/ir/
http://www.irwebcasting.com/20121025/1/54f9c5942b/mov/main/index.html
決算情報は今後も広報Twitterにてリアルタイムにお知らせいたしますので、
ぜひフォローしていただければと思います。
http://twitter.com/CyberAgent_PR