今回は会期の始めに行ってきました。風景画を中心にしたイギリスの絵画の中で、今回のお目当てはターナーです。先日「ゼロ」の単行本でターナーの作品を再現するために、自然と対峙するゼロの話があったのです(笑)。四点ほどあった中では、実は水彩画の「赤と青、海の日の入り」が、私の心にふれました。一番シンプルな作品なのですが、だからこそ、他にない作品となっています。
本当に写真と見間違うような作品もありましたが、個人的に印象的なのは、空から光がさしている風景を描いたものが、雲のかかった部分との対比が荘厳でした。やはり、光の描き方が、今回の展覧会のみどころの一つになっている気がします。
ターナーの魂にふれた後は、二階の展示室へ。今回は県立美術館の独自企画かな?仮面の展示がありました。アフリカなどの儀式につかっていそうな面がたくさんありましたが、ちょっと怖いかな…「ゼロ」に肉面の話がでてきましたが、それもちょっと怖いかと。でも、造形的には興味深いものばかりです。
もう一つは、岡山出身の画家たちの展示でした。「ゼロ」のエピソードの中につい最近、国吉康雄の話があって、ここ岡山県立美術館も所蔵品があるため、よく目にしていたから、久しぶりに見たくなりました。アメリカで成功した画家ですが、第二次世界対戦が終わった頃から作品が鮮やかな色彩に変わるんですね…
しっかりアートな気分を満喫しました。今度は久しぶりに大原美術館にいきたいです。
遅ればせの夏休みで大阪と京都に行きました。最近、「ゼロ」(あらゆる物を作る贋作者ゼロが主人公の漫画、といってもあくまで本物しかつくらないのだけど…)にハマってしまい、美術館めぐりをしたくなったという…
さて、大阪は子どもを題材にした作品展で、彫刻や絵画などを見ました。最後の方に展示してあった天使の絵画がよかったかな。
翌日は、京都にて金閣寺を見学後、午後から美術館へ。やはり、評判の展覧会ということもあって、入り口で20分くらいの待ちました。今回の目玉はフェルメールの「レースを編む女」でしょう。小さめの作品なので、どうかな…と思ったのですが、柔らかい光に包まれた優しい雰囲気の絵で、すっかり気に入ってしまいました。大学生の頃、先生に「本物をみればいろんな発見がある」と言われたことを思い出しました。
ゼロの中で取り上げられた画家としては、フェルメール以外にラトゥールの作品も展示されていて、こちらは暗さの中に描かれた光が印象的で、この色のことが話題になっていたかと。
久々にステキな美術に触れられ、リッチな気分になりました。
ドラマの臨場にハマった勢いで、内野聖陽さん主演の舞台「ブラック・バード」を見てきました。この劇は少女に行き過ぎた行為をした男が出所後名前も変えて、生活をしていたところに、かつて少女だった彼女が訪れる…といった内容です。今回の内野さんは、役柄として、決して魅力的とはいえないのですが、相手役の伊藤歩さんとのほぼ二人芝居は緊張感のあるものでした。二人のやりとりから少しずつ二人の真実が明らかにされていくのですが、最後にあまりにも衝撃的な結末を迎えます。見終わって数日間考え込むくらいでした…同行の者はまた私と違った視点で理解したみたいです。
パンフレットを見たら、アメリカ版はジェフ・ダニエルズが演じていたらしい。確か「カイロの紫のバラ」の役者さんかと…
それはさておき、伊藤歩さんがなかなかの好演でした。今後に期待したいですね。