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20日(金)〜 高橋喜代史 個展「ハイブリッドアートⅢ そして伝説へ・・・」開催!!!


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ハイブリッドアート3 そして伝説へ…
マンガやアニメのタイトルを思わせる少々オーバーなタイトルではあるが、
作家本人はいたって真面目。
それもそのはず高橋喜代史は、もともと漫画家志望であった。
勢いのあるアクションで世の中の悪を裁くヒーロー伝説ものを
彼が特に好んでいたのは説明するまでもない。

漫画家を目指し、美術専門学校へ通う傍ら現代アートスクールにも通い、
初めてアートに触れたのが14年前。
徐々に現代アートへの興味が湧き始める。
美術家になるのか?それとも漫画家になるのか?
その答えを見いだすために、卒業後、高橋は上京するが、
なかなか答えが見つからないまま葛藤の約10年が過ぎた。

一方、彼は幼い頃から書道を習っており、
書道家を主人公(ヒーロー)としたマンガも東京時代に制作している。
ここで、高橋の中にあったマンガと書道が結びついたのである。
彼がマンガと書に対し、特に興味を抱いたのが、
どちらにも共通する「勢い」「アクション」に他ならない。

その中で彼は、アクションペインティングならぬ
アクション書道なるものを見いだし、勢いで書を描いたり、
筆に見立てた空気圧で墨を噴射させるマシンを開発、
その筆を使ったパフォーマンスを行っている。

このあたりから高橋は、書の勢いやアクションの感覚と
マンガに表現された同じく勢いのある
「ドーン!!」「ギューン!」「バーン!」などの擬音(文字)に共通の感覚を覚え、
擬音を表す立体文字の制作へと、強い思いが募り始める。

2007年、その思いを高橋はCAI現代芸術研究所での個展において叶えた。
同年末、北海道立近代美術館の開館30周年記念企画
「Born in Hokkaido」に選出されたのは記憶に新しい。

幼い頃に学んだ書道、同じく幼い頃からの憧れであった漫画家、
加えて現代アートとの出会いが融合し、高橋独自のアイデンティティが
誕生したのである。
高橋にとっては、まさに自分自身の「伝説」なのかもしれない。


今回の個展では「勢いの視覚化」をテーマに、漫画や書道、
音楽など様々な背景を多層化した作品を制作。
おなじみの鉄で制作した筆から墨を噴射させる瞬間的なライブパフォーマンス。
漫画から飛び出したような、擬音語をモチーフにした立体インスタレーションを展開。
高橋が掲げる「ハイブリッドアート」とは、歴史の縦断、東洋と西洋の横断、
立体・平面・身体表現の混合など、細分化した世界を再交配し進化させる試みである。


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高橋喜代史 個展「ハイブリッドアートⅢ そして伝説へ・・・」

会期:2010年8月20日(金)~ 9月4日(土)
時間:13:00~23:00
休廊:日曜
会場:CAI 02 raum1・2・3/札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2(地下鉄大通駅1番出口直結)
TEL:011-802-6438 e-mail:sano@cai-net.jp
主催:CAI現代芸術研究所

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●8月20日(金)19:30~ オープニングパーティー/21:00~ ライブパフォーマンス(約10分)
 筆シリーズ最新作「ビームサーベルエンジン」世界初墨噴射LIVE!!!

●8月23日(月)19:30~ アート・トーク・バトル「鎌田亨 VS 高橋喜代史」
 北海道立帯広美術館 学芸課長の鎌田亨氏が来襲!
 迎え撃つ高橋喜代史は武装戦線を張り、天下一闘論会を開催!!!

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高橋喜代史 略歴

1974/06/03 北海道妹背牛出身 

1999/03/31 CAIアートスクール卒業

■個展
2010 「ハイブリッドアートⅢ そして伝説へ…」CAI02(札幌)
   「バーン」JRタワー札幌駅アートボックス(札幌)
   「Team Kibo」Snow White gallery(オークランド、ニュージーランド)
2008 「Hybrid Art 2」Catalyst Arts Gallery(ベルファスト、北アイルランド)
2007 「ハイブリッドアート」CAI現代芸術研究所(札幌)
1998 「ブルドーザー」リーセント美術館(札幌)

■主なグループ展
2009 「くだらない展覧会02」CAI 02(札幌)
   「雪国の華」 M50 Creative Garden上海莫干山路50号18号楼1(上海、中国)
2008 「FIX.MIX.MAX!2」宮の森美術館(札幌)
   「500m美術館(札幌アートステージ2008)」地下鉄大通駅コンコース(札幌)
   「くだらない展覧会」CAI現代芸術研究所(札幌)
    CAI 02 開廊記念企画「サッポロアート展」CAI 02(札幌)
2007 開館30周年記念企画「Born in Hokkaido」北海道立近代美術館(札幌)
   「ギャラリーオープニングイベント」ギャラリーWOMB(東京)
2003 「Ausstenllnug staum taubenstrasse 13」ハンブルグ駅美術館(ハンブルグ、ドイツ)
   「日独学生展」CAI International(ハンブルグ、ドイツ)
2001 「原爆展」Fundbureau(ハンブルグ、ドイツ)
2000 「地上インスタレーション」(札幌市内)
1999 「TシャツWARS」ギャラリー zoomit(札幌)
   「kunst im handgepack」Fundbureau(ハンブルグ、ドイツ)
   「japanischeidentitat」Ausstenllnug staum taubenstrasse 13(ハンブルグ、ドイツ)
1998 「60×60×60」リーセント美術館(札幌)
1997 「リンカネーション」リーセントギャラリー(札幌)
1996 「エラー展」リーセントギャラリー(札幌)

■主なプロジェクト/ワークショップ/イベント/パフォーマンス/その他
2010 「チーム キーボー」Unitec大学(オークランド、ニュージーランド)
   「SapporoⅡ Project 2010 第二回アーティストによるもうひとつの雪祭り」円山動物園(札幌)
2009 「SapporoⅡ Project 2009 第一回アーティストによるもうひとつの雪祭り」リンケージプラザ(札幌)
2008 「おとどけアート(札幌アーティストインスクール事業)」札幌市立太平小学校(札幌)
   「アイコモンズ・サミット2008」札幌コンベンションセンター(札幌)
2006 「ライジングサン ロック フェスティバル」書道ライブ、書道Tシャツ制作/販売(札幌)
2005 「ライジングサン ロック フェスティバル」書道ライブ、書道Tシャツ制作/販売(札幌)
1998 「art live in Germany」ギャラリーXY(ハンブルグ)

■受賞、助成、レジデンス歴
2010  JRタワー「アートボックス」グランプリ(JR北海道)
2008 「S-AIR AWARD 海外派遣プログラム 北アイルランド」QSSスタジオ(ベルファスト)
2006 第23回産経国際書展 入選(産経新聞社)
2001 ビッグコミックスピリッツ 努力賞(小学館)
1997 「札幌アートアニュアル」朝日新聞社賞(札幌)
1996 「bar dom アートコンペ」グランプリ(札幌)
1995 ヤングマガジン 奨励賞(講談社)

■企画/運営/ディレクション
2009   ディレクション「くだらない展覧会02」CAI 02(札幌)
2008-10 トークイベント企画/運営/司会進行「サッポロアートトーク」(札幌)
1997-98 企画/運営「monthry art live」nois cafe(札幌)

■理事/委員会
2009/11~2010/4 札幌ビエンナーレ検討委員
2009/09~    NPO法人S-AIR 理事

■パーマネントコレクション
2010 中国吉林省図門江彫刻公園モニュメント

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