CAI02-2周年企画展-今村 育子 個展「カーテン」

CAI02 2周年記念企画展 今村育子個展[カーテン]
2006年、 NPO法人S-AIR海外招聘作家として
メキシコのギャラリー・ネブロッサ/ハラパにて
個展「Exposicion de Ikuko Imamura/Arte Contemporaneo」を開催し、
2007年、北海道立近代美術館で開催した「FIX・MIX・MAX!」で、
美しい光の彫刻として高い評価を受け、昨年は札幌市が主導する
アーティスト・イン・スクール「おとどけアート2009」
札幌市立屯田南小学校にて、子どもから大人まで高い支持を得た
今村育子の札幌では4年ぶりとなる個展がCAI02で開催されます。
「子どもは寝る時間」という両親のセリフのもと、
まだ眠たくないのに部屋の照明を消され、寝かしつけられた経験は
誰しもがあることでしょう。暗い寝室には両親の楽しそうな話し声や
テレビの音声がドアの隙間から光と共に揺らいでいます。
まだ眠たくない子どもには、大人が羨ましいと思うと共に
そのゆらぐ光にワクワク感を持つものです。
今村育子の作品制作における原風景は、このような幼い頃に
経験した寝室での光景だと本人は語っています。
暗闇の中、微かに揺らぐ優しい光を創造する今村育子の世界を
是非、覗いてみてください。
会期 2010年5月17日(月)~ 6月5日(土)日曜・祝日休館
時間 13:00~23:00
会場 CAI02 札幌市中央区大通西5丁目昭和ビルB2(地下鉄大通駅1番出口)
オープニングパーティー 5月22日(土)19:30 ~
2周年の感謝を込めましてウェルカムドリンクとフードをご用意してお待ちしております。
主催:CAI現代芸術研究所
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今村育子からのメッセージ
わたしは、扉の隙間からもれる光や窓からさしこむ光など、
日常のほんの些細な光景をモチーフにした作品を制作しています。
日常の些細な光景の美しさは、
日々さまざまな出来事に揺らいでしまう
わたしの頼りない心にそっと侵入し、
本質へと導いてくれる「気付き」であり入り口です。
闇の中にあるほのかな光は、わたしのイメージする心のさまに似ています。
闇は果てしない心の中を表し、ほのかな光は心の奥深くに存在する本質を表しています。
作品の中での光源は、心の奥深くに存在する本質の象徴であり、
本質は、曖昧で不確かで、はっきり見えるものではありません。
闇の中で、曖昧な光を手がかりに作品を探す体験は、
心の奥にある「見えない何か」=「本質」の探求に似ています。
わたしにとっての本質の探求は、
不確かな自分自身の存在を確かなものにしたいという思いです。

暗闇の空間の中で、微かな光を感じ、探す行為は、
自分自身と向き合う体験であり、
本質へと導いてくれる「気付き」の入り口となるのです。
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SHIFTに、個展に合わせて今村育子の特集記事が掲載されました。
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2006年個展/CAI現代芸術研究所
