39県で緊急事態宣言が解除されるとのこと。
この情報によって、勤務先は慌ただしさを増している。
感染症のリスクが拭いきれない中、博物館・美術館を開館するためには、それ相応の対策が求められる。
場所によっては検温や入場制限を行っているところもある。
来館者とスタッフの安全を考えるとやむを得ない措置。ご理解いただきたい。
このコロナ騒動の喧噪によって、ある訃報が書き消されてしまった感がある。
Little Richard 享年87。死因は癌だったそうだ。
20代を折り返したばかりの自分が、始めからLittle Richardを知っていたはずがない。
やはりカバーの効果は偉大だ。
Little Richardの「Long Tall Sally」と「Oh!My Soul」はThe Beatlesのカバーで知った。
The kinksもLong Tall Sallyをカバーしている。
と、言うよりも、この時期のバンドの多くがLittle RichardやChuck Berryの楽曲に魅了され、自身の作品に取り込んだ。
カバー曲を下に見る見方もあるが、それはあまりにも浅はかだろう。
研究で言えば、引用のようなものである。
自身の作品を造る上で参考にした、影響を受けた。
その上で自分たちはこうアレンジした、派生してこのようなナンバーを造った。
バンドが影響を受け「研究」した形跡を知る上でも重要なものが、カバー曲の持つ意義だ。
とはいえ、他人のカバーしかしない人たちは、評価しかねるというのが、私見である。