みなさまこんにちは。
前回の出雲に引き続き、宮島に行ってきましたので、アップさせていただきます。
あいにくの曇り空と雨でしたが、神域である島には雲が山の凹みにうねるように立ちこめていて、まるで大きな竜が寝そべっているような、そんな感じを受けました。
上陸したとたんにワクワクする気持ちが湧きあがってきて、「命主社」に参拝したときのような感覚に満たされました。
島の入口ではたくさんの鹿が迎えてくれます。写真は宮島マップのど真ん中で「どもども、ようこそ~」と言っているのか、本物の鹿がじ~っと立っていました。
奈良の鹿よりはおとなしいですが、服をかじったり、鞄をのぞいたりお茶目な素振りで人々を笑顔にしてくれます。目が合うとずんずん近寄ってきて頭を撫でさせてくれるのは良いのですが、その後に多少かじられる、という緊張感がたまりませんでした。お互いに距離を測ることが大事です。
厳島神社は本殿を山を背に配し、海からの風が吹き抜けます。その景色をバックに舞楽を舞ったり、能が行われるなど、踊りや歌が奉納されてきました。
平安の雅な風情が残るこの島は「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせるような異空間で、どこかの世界に入り込んでしまったかのような感覚です。
私は一目でこの場所が気に入ってしまいました。
何度でも訪れたい、またすぐにでも戻ってきたい、そんな気持ちになりました。
できれば丸一日、目の前に広がる空と海、山に移りゆく時の流れを、同じ場所でゆっくりと眺めていたいです。
最近、「在るがままに」とか「真念」とかいう言葉がふっと頭をよぎりまして、転生を繰り返し、やっとこさ、ここまでたどり着けたことに「感謝」だな~と感じています。
大地と空が一体になった場所、ようやくここに来れた。新しい自分になって帰ってきた、という感覚です。
上手く説明できなくてすみません。
もう、今度生まれ変わるとしたら風になりたい。何言ってるんだか、と思われた皆さん、ゴメンナサイ(笑)
一緒にこの世界を楽しみましょう~♪
1泊2日ではありましたが、大満足の旅となりました。
今在るすべてに感謝です。
長文読んでくださりありがとうございました。
皆様に愛を込めて