とても大切なことです。

子育てに限らず、人を育てるということにおいても。


不登校相談で1番多いのが、

「勉強しなくて大丈夫?」

です。


何のために勉強するのか。

ここをしっかり捉えることが大事。


高校行って、大学行って、就職して。

そのためには生き残る(勝ち残る)受験勉強が必要だ。

そう考えているかたが多いのではないでしょうか。


でも、偏差値の高い大学に入っても

ひきこもりになる学生もいます。

そこから8050問題につながるパターンも多いです。

勉強しかしてこなかった、親の言う通りに歩んできた。そんな人がそうなるパターンが多いように思います。


勉強なんて大嫌いでほとんどしてこなかった。

でも自分らしく生きることで立派に自立して幸せに生きている。そんな人も世の中たくさんいます。


勉強は、自分に目的ができてから学び直しても間に合います。

目的ができたときのために、勉強をさせておきたい。そう思う方も多いと思います。

けれど、心が整わなければ

好きではないことに向かうパワーは貯まりません。


親が、大人ができることは


子どもが自力できる力をつけるお手伝いをすること。

なんでも大人が先走ってあれやこれや用意して

転ばないようにすることは

子どもの成長を奪うことにほかなりません。


自分でやってみて

転んだときに

どう立ち上がるか


全て自分で経験してみる。


それが自立への一歩です。


不登校は、自分の足で立つためのいいチャンスでもあります。

親にも、今までの自分とは違う学びがそこに溢れています。


フリースペースでは

個性豊かな同じ境遇の仲間たちと

時間を共にすることで

たくさんの学びを得ています。


リアル参加しにくい子も

オンラインで繋がることで

コミュニケーションを楽しんでいます。


子どもの力を信じましょう。

信ずれば花開く✨