国、自治体、民間団体、様々な形での不登校支援があります。

 

国や自治体では、マニュアル通りの「臨機応変」が効かない支援で

保護者や子どもの心に沿った支援がないことに嘆く声を多く聞きます。

 

支援が進んでいる自治体では、スクールカウンセラーだけでなく

ソーシャルワーカーや地域ぐるみで温かい支援をしている地域もあります。

 

民間団体では、個々に合った支援を自由に選ぶことができますが、

お金がかかってしまうことがネックになることも多いです。

 

 

個性が強いゆえに不登校になる場合、発達障がいを疑われる場合が多く、

診断を受けなければ支援級や別室登校すら許されない地域もあります。

診断がグレーゾーンだったり、いじめやその他の理由で不登校になる場合は

公的サポートが受けられない場所もあるなんて、なんだか変です。

 

どんな子どもにも教育を受ける権利があるのに、

それを拒否されてしまうおかしな現実が実際にあるのです。

 

 

私が支援で大切にしていることは

「ありのまま受け止める」

です。

 

発達障がいであろうと知的障がいがあろうと、

不登校でもゲーム三昧でも、

学校ではどうであろうと、そんなことは関係ありません。

 

その子が自分らしくいられることで、

社会にも温かい心で向き合えるようになれれば

それが一番だと思っています。

 

それが生きる力だと思っています。

 

理想論だと言う人もいるかもしれません。

でも、自分らしく生きるって、意外と日本人は上手じゃない人、多いです。

 

自分らしさって何だろう?

わからなくて悩むときも

落ち着く場所があれば

ちゃんとホッとする場所があれば

人は外の世界に目が向いていくものです。

 

 

保護者が子どもに診断名がつくことで安心できるなら

子どももそれで自分に向き合えるならそれはいいことだし

 

親が診断を望んでも子どもが望まないなら

保護者のお話をじっくり聞いて一緒に考えます。

 

支援は「臨機応変」が大切です。

 

それぞれが望む支援ができるよう、

それぞれの支援のスペシャリストの皆さんと家庭をつないでいくことも

支援では重要だと思っています。

 

だから、不登校、ホームスクーリング、フリースクール、教師、

色々な団体や人と繋がっていけることは

支援の幅が広がるのでとてもありがたく思っています。

 

一つの考えにとらわれることなく、

自由な心を忘れない

子どもたちから教えてもらうことは宝物です。

 

NHKの「西郷どん」でも、

「子は国の宝」とありましたが、

子どもを大切にできる国であってほしいなと

心から思います。

 

 

不登校の親の会、カフェたんぽぽは、1月25日(木)11時半から。

参加は無料。ご自分のランチ代のみお支払いください。

参加ご希望の方はお問い合わせくださいね。

 

子どもの居場所、自由創造ラボは2月2日です。

お味噌作りをしますよ!

 

その他、不登校相談もお気軽にどうぞ。

 

 

自由創造ラボたんぽぽ

カフェたんぽぽ

代表 米澤 美法