不登校の学びをシェアしていると

不登校の相談を受けていると
 
不登校になる殆どの子どもに
 
感覚過敏があるのがわかります。
 
 
HSC(HSP)
ハイリーセンシティブチャイルド(パーソン)
 
 
 
9割、いや、10割に近い確率で、あります。
 
 
教室でやんちゃな子が先生に怒鳴られていたのを見て苦しくなり学校へ行けなくなる
 
友達がイジメをしているのを見て苦しくなり学校へ行けなくなる
 
クラスがいつも騒がしくて辛くなる
 
 
多分、普通の大人からみれば
そんな些細な事で
と、思う事だったりするんです。
 
でもね
 
本当に、本当に辛いんです。
わかってもらえないかもしれないけど。
 
今振り返ってみると
私もそうでした。
私自身は不登校になったわけではないけれど
 
いじめを見ていられないから、
いじめられている子によりそって
逆にいじめを受けたり
 
家族がもめているのをみて
すごく辛かったり。
家族ならどちらの気持ちにも共感してしまうし
どちら寄りにもなれない。
 
それを、
「偽善者」
 
そう言われたこともあります。
 
私は偽善者なの?
そう葛藤したこともありました。
 
今でもその言葉は
私の心を少しチクチクさせるけれど
 
私のような気持ちを持つ人が
たくさんいると知ってからは
 
とまどいはなくなりました。
 
 
偽善でも何でもなくて
本当に心から平和を望んでいるだけ。
(だからマイケルジャクソンの歌にはかなり共感しちゃう 笑)
 
 
自分の特性を知ることで
周りから何を言われても
 
自分の気持ちに嘘はつかないように
生きる術を身につけてこられたのだと思います。
 
 
 
いじめをする気持ちも
戦争を起こす気持ちも
 
 
心理学を学んでから
いろいろな子どもと接するうちに
なぜそうなってしまうのか
理解はできたけれど
共感はやっぱりできない。
 
誰かが辛くなるのなら
自分が辛いほうがいいと
 
本当にそう思っていたから。
(自分軸が出来てからは自己犠牲心はなくなったのですごく楽になりました)
 
 だから
HSC  HSPを知らない人には
知っておいて欲しいと思います。
 
特に、子どもと関わる仕事の方には。
 
今は本もたくさんでています。
 
知ることで、
ホームスクールの子どもたちに
寄り添う気持ちが出来ると思うのです。
 
 
HSPについての分かりやすいTEDトークはこちら。
 
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子育てこころサポーター
米澤 美法