不登校の子どもへの対応で

「ありのままの子どもを受け止める」

ことが大切って、よく言われます。

私も言っちゃいますけど(笑)


そうは言っても、受け止めきれない…

そんなお母さんも多いと思います。



ありのままを受け止めているつもりでも

やはりどこかで受け止めきれていないところもあったり。


私も、それなりに受け止めているつもりでいたのですが、ある方に出会って

「自分、まだまだでした!」
と、目からウロコが落ちました。


その方は
お孫さんが不登校だったそうで、

「お母さん大変だったでしょうね。」
と聞いてみたら 
 
「全然よ〜。そんなに悩まなかったのよ。」


えっ⁈
悩まなかったの?
すごくない?
いったいどんな人生の達人⁈

と思い、話をどんどん聞いていくと

このおばあちゃまが素晴らしくて。
だからその娘であるお母さんも
どっしり構えていられたんだなと思いました。


「夜中の3時にね、孫から電話が来て、
“おばあちゃん、私、今から死ぬから”
っていうの。そりゃー私は眠いけど、
別にそんなのは気にしないから、
何言ってるのよって、
たくさん話を聞いたこともあったわ。」

「あの子はね、わがままなの。今でも、そう思うわ。でもね、あの子はきっとずっとそんな風に生きていくんだと思う。ちゃんとそういう自分として、自分の居場所も見つけていっているから、それでいいのよ。私はいつだって、おばあちゃん、ってやってきたときに、受け止めてあげるだけ。」



頭の中のモヤモヤした何かが
ザラザラと流れ出して
鳥肌が立ちました。


巷でよくある話なら
「わがまま」は困るもの
親のしつけが、とか言われるもの。

でも「わがまま」であることを
その子の個性として捉えている。

わがままでも、愛する孫。
わがままな孫も、愛すべき孫。


あるがままを受け止めるって

こういうことなんだ。


うまく言えないけれど、
絡んだ糸が完全にほぐれた感じ。
バラバラのパズルのピースが揃った感じ。

脳内に光が射すような、
そんな感覚。

子育てこころサポーターの講座を受けたときにも
この感覚を覚え、
そこから自分軸がずれなくなった。


不登校サポートをすると決めてから

こんな出会いをたくさんいただいています。

本当に感謝ばかりです。

私のブログを読んで
意見やコメントをくれるみなさまとの出会いにも

いつもパワーや元気をもらっています😊