学校で傷ついた子どもの心は
 
周りが思っている以上に
傷が深い。
 
それはそうだ。
 
不登校になるまで、
決して安易な気持ちで
休んでいるわけじゃない。
 
甘いとか
弱いとか
サボりだとか
 
そんな簡単な言葉では
片付けられない。
 
 
辛くて辛くて
もうどうしようもなくて
 
学校に行かなくなる。
 
 
学校を、先生たちを、
責めるつもりはない。
責めるつもりはないけれど
伝えていくことは続ける。
その経験を子どもたちのために
生かして欲しいから。
 
それに、
いまさら責めたところで
苦しんだ過去は変わらない。
大事なのは、
自分たちがこれからどう生きるか。
 
ただ、
 

子どもという白いキャンバスに

 
色をつけることの
 
重大さと責任を
 
しっかり認識して欲しい。
 
それが教師という仕事だから。
 
ただそれだけ。
 
 
そして親は
 
どんな状況であれ
あるがままの子どもを
受け止める。
 
あなたは大丈夫。
いつでも受け止める。
 
叱咤激励が必要なら
 
それはすっかり元気になってからでいい。
 
将来のことは
 
親より本人のほうがずっと
気にしているから。
 
 
まだ、あるがままの子どもを
受け止めきれないなら
 
自分の軸をしっかり持てるように
自分と向き合おう。
 
 
人に話すことによって
だんだん自分がどうしたいのか
見えてくることがある。
 
それが、カウンセリングということ。
 
 
答えは自分のなかにしかない。
 
でも、何かアドバイスが欲しいこともある。
カウンセリングを受けても
しっくりこないときは
自分が欲しかった言葉はなんだったのか。
そこを考えてみる。
 
 
 
 
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子育てこころサポーター
米澤美法