不登校で悩むこと。
ひきこもり
昼夜逆転
ゲーム依存
将来の進路
社会性
不登校は、心が風邪をひいた状態です。
だから、普通に過ごせなくて当たり前。
風邪をひいて熱があるのに勉強させる?
外出させる?
不登校という風邪は
すぐには治らないけれど
自己肯定感というワクチンが
しっかり働き出せば
ちゃんと前向きに動き出せます。
親は、今までの自分の生きてきた
常識や世間体という枠で
子どもをとらえず
広い視野で見ることが必要なんだと思います。
親も自己肯定感が低いときは、
まずは自分のケアを考えてみてください。
一連の不登校についての捉え方について、
ぽこあぽこ さんのブログに掲載されていた本からの抜粋です。
不登校関連の本にはだいたい同じことが書かれているのですが、わかりやすく読みやすい文章なので、私も掲載させていただきます♪
ぽこあぽこさんのブログはこちら
臨床心理士
網谷由香利さん
『子どものこころが傷つくとき』
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不登校はこころの問題を回復させるために
無意識から動くことに対してストップがか
かった状態。
つまり不登校は「こころの傷つきから回復できる可能性のある」第一歩。
そのまま不登校にならず、何事もないかのように無理をして現実の世界で動いている方が実は回復から遠のいているといえる。
「こころに問題がある」という無意識からの警告として真剣に受け止め、子どもが回復できるよう大人たちが子どものこころの傷の痛みや苦しみを理解することが重要。
回復するためにはまず、大人自身が「一般常識」にとらわれないことが重要。
↓
本当の回復へ向けての第一歩
こころの傷が治癒するためには『治療空間』が大事。
*「昼夜逆転」は一般常識では悪いとされているが回復のためには必要。
日中の喧騒からこころを守るための『治療空間』をつくっている。
無意識がナビゲートしてくれていると捉える。
*『引きこもる』ことはICU(集中治療室)に入るのと同じ。「治療空間」としての機能を発揮する。
ICUが細菌を入れないようにするのと同じで外からの刺激を入れないようにじっとうずくまっている状態。
外から誰かが会いに来たりしてくれるのをありがたいと思ったり、本人に良かれと思って外に連れ出そうとするのはNG。
それは一般常識にとらわれている。
こころが治癒するまではできるだけ外部をシャットアウトした方が安全。
しかしこれは勇気のいることであり『治癒空間』のことを本当に理解できなければできないことなのかもしれない。
*『ゲームや漫画はファンタジーの世界』
一時期、ゲームは頭と精神に悪いという風評があった。
しかし、ファンタジーの世界をつくることはひとつのこころの治癒道具であり、こころのシェルターとしても機能している。
子どもによっては漫画だったり音楽や映画など様々。
子どもがのめり込めるほど夢中になれるものが「治癒空間」をつくるための道具になる。
子どもは「治癒空間」が確保され、その中でじっとうずくまることができると自らの無意識の力によってこころを回復されるための作業を展開し始める。
このとき「治療空間」のなかにこもっている子どもを親がどう「見守る」かが重要。
親が批判的な感情を抱いていると見守っていることにはならない。大人がどう理解しているかが重要。
↓
好き勝手にやっているのとは全く違うことを理解する
☆子どもが苦しんでいる思いを親がどれだけ自分の痛みとして感じ、共有できるかが本当の意味で子どもを「見守る」ということになる。
以上、抜粋でした。
悩むお母さん、1人で抱え込んでしまっているなら、ご相談ください。
一緒に考えていきましょう。
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子育てこころサポーター
米澤 美法