neneの走り書き -2ページ目

 

病院選びは、動物を飼うにあたり一番の悩みどころ。

 

どんなタイプの先生がいいのか、どんな先生だったら素晴らしいと思えるのか、一言では決められない。

 

一時間でも二時間でも待たせられても、「そのドアの向こうには信頼できる獣医がいる」と言って待てる人もいれば、「どこまで待たせるのよ!」と怒る人もいる。

「ここの病院は手術が上手よ!」と褒める人もいれば、「あの獣医、動物は痛みを感じない!って言うのよ、バカだと思わない!動物だって痛いわ!」と怒る人もいる。

噛み癖のある動物や超大型に値する犬を触れない獣医もいる。

更に、診察するだけ診察した結果、いっこうに直る兆しがないのを心配した飼い主が先生に「大丈夫ですか?」と問うと「専門じゃないからな」と言い捨てる、そのタイミングが果たして正しいのだろうか。

 

とてもいい先生に巡り合えたと思っても、長い月日が通り過ぎるとその先生も年をとって、先生自体が病気になる。

 

最近また犬友達というものを作るようになり、いろんな人から色んな獣医の話を耳をしてる。

というもの、どの病院がいいか迷っていたから。

 

近所の病院の噂や、隣町にある病院の噂を聞くのはとても大事だと思う。

どういう理由でその病院に通っているのかは、飼い主さんの気持ち次第でどれも違うけど。

意見を聞いて、気になる点があったら通うを繰り返した、その結果。

 

それを話す前に、一つ。

 

私は過去、癌で二匹の愛犬を失った。

一つの病院は、「もう年だから治療はやめよう」「切ると痛いから、可哀そうだから」と反対したことで治療をしなかった。

その結果、最期は、とても苦しそうだった。

一つの病院は、「この貧血さえ治れば手術ができる」と言って、元気を取り戻したのち直ぐに手術をしてくれた。

その結果、最期は、再発するも最期まで治療をし続けたことで眠るように静かに目を閉じた。

 

そして、検査入院することになった一匹の愛犬が、検査当日、命を引き取った。

 

命の寿命が燃え尽きて、という形で「またね」ってお別れできれば、そんなに悩まなかったのかもしれないけど。

獣医だって心がある、その心の矛先はそれぞれ違い、最終治療に向ける心意気も違う。

最期は飼い主が決めなければいけないけど、助言ができるのは獣医だけだから、自分に合う言葉を言ってもらえる獣医さんに出会いたい。

 

どこまでの治療をすれば、この子は苦しまないだろうか。

治療するには切ったり開いたりするんだから、必ず痛みが伴う。

命を引き取る瞬間は一瞬だから、治療後のように痛みは続かない。

 

ある獣医にこう言いわれた。

「心臓が止まった瞬間は苦しいかもしれないけど、その後は苦しんでない」

 

「どの答えを選んでも、、、nene、飼い主は後悔をするんだよ」と友人に言われた。

 

そうだね、私主自身が何処で満足するかなんだよね。

 

 

4カ月半のカイ。。

 

 

今度選んだ病院は、今までにないパターンの病院スタイルで獣医さんかな。

待ち時間なしの完全予約制で、すべてが的確で迷いなしの診断を声にする先生。

そして一気に治らない病気に対しては、順を追って様子を見ながら薬を強くしていく。

薬で治る子もいれば、治らない子もいる、それは一目見てでは分からないから、この子に合う治療と薬を見つけるために順を追う。

そんなスタイルで診察兼治療してくれる先生。

 

今ままで通ってた獣医さんもそうだと思う、順を追ってたと思う。

でもなんでだろう、不安が付き物だった。

今の先生と何が違うのか・・・

正直いい先生なのかよく分からないけど、特別気に障るような発言や不安を煽るような言葉もないし、一つ一つが完治にむいているので、今は隣りの隣り町まで通っている。

 

 

近くに病院は感じたくないけど、行きにくい病院はもっとイヤだから。