無益無害のモテないサレ妻&継母

無益無害のモテないサレ妻&継母

伸びきったパンツのゴムのごとく ゆる〜く生きてます。

旦那の不倫・姑・同居・継母問題を抱える
アラフォー主婦です。

フォロワーさんやコメントを下さる方々が
本当皆さんいい人の塊!笑

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【一縷の望み】〈いちるののぞみ〉

絶望的な状況下でわずかに残された
細い糸のようなごく小さな希望を意味する言葉

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ふ〜ん
なるほどね。

一縷の望みも10年経つと
こうなるってことだね…


………。


長年プロとして【モテないサレ妻】という
重役を担っていると
わりと色々あるわけです。

理解はしてる
理解はしてるけどね…
ゴメンね
ちょっと言わせて。

今回の件に関しては
あたしのミスではあるけどさ…

マジで
不徳の致すところ一択って
感じではあるけどさ…

ちょっと変化球すぎんか?
って話をします。


はぁ…
(ため息)



モテないサレ妻。

綺麗好きというか
外見には、わりと気を使うタイプでして。

風呂キャンなんかも
絶対しませんしね。

セーターの毛玉なんかにも
わりと気を配るタイプですしね。

まぁ…気を使ったとて
不倫という成果は、全く出てないけどさ。
モテだけは常に意識してる。
(実績0)

メイクなんかにも
結構ちから入れちゃってるしね。

チークで、色っぽく赤みを出し
ハイライトで、濡れたようや艶を…

妖艶な雰囲気を演出した
そんなある日。


『えっ?どうしたの?大丈夫?』
と同僚に聞かれ
『はて…?』
と思い鏡を見たら
上半身が
赤いポツポツに包まれてた。

色気を出すつもりが
蕁麻疹が出た。

妖艶通り越して
妖怪みたくなった。

慌てて病院に行ったわけなんですが
そこの病院、マジですごい。

いつ行っても患者ゼロ。
『ファストパスかな?』ってくらい
受付して、秒で診察室に通された。

中に入ると
仁王像似の強面の医者と
恵比寿様似の看護婦さんがいましてね。

そんな対照的な2人に
上半身に蕁麻疹が出てる旨
伝えたら…

『はい!お腹めくって!』
とおもむろに腹部を診る仁王像。

『はい次!ズボン下げて!』
と仁王像が言った瞬間。

完全に思い出した。

パンツに穴があいている
ということを…

パンツ全体の表面積に対して
割りに合わないほどの穴が
左右の腰あたりに開いている。

〈イメージ画像↓〉

(※筆ペン使用)


本来、飾りであるレース部分が

かろうじて前身頃後ろ見頃

つなぎ止めてくれていた。


脱いじゃダメだ!
脱いじゃダメだ!
脱いじゃダメだ!

あたしの中の碇シンジ
必死に叫んでるわけです。


『あ…あの…太ももとかは
 蕁麻疹出てないので…
 ズボン…脱がなくていいっすか?』
と恐る恐る対抗してみたら…

『大丈夫かは医者が判断するから!』
と一喝する仁王像。


頭ん中で
残酷な天使のテーゼ
大音量で流れ出し覚悟を決めた。

えぇーい!どうにでもなれっ!
とズボンを下ろしたら
さっきまで強面だった仁王像の
目が点になってた…

あんなに優しそうな恵比寿様も
目が点になってた…

ですよね…
そりゃー、そーなるよね。

レース部分の最後の頑張りを
突然、見せつけられたら
『それ、どーなってんのー?』つって
凝視しちゃうよね。

しかも
左右だもん。

右見て、左見て、
振り子みたく目が動いちゃうよね。

うん
わかる。わかる。


『コホンッ!脚には出てないっと…』
(沈黙…)

頼むからスルーしないで笑ってくれー!
(心の声)

凍てつく空気のまま
わたしは診察室を出たわけなんですが…

何を隠そう!このパンツは、
10年前に旦那の不倫後に購入した
勝負パンツ3枚組!

ほかのパンツたちは
とうに離脱し
残ったのは、この初号機のみ。

一縷の望みをかけて買った
戦友とも呼べるこのパンツ
ようやく弔うことにしました。
(パンツ オブ ザ イヤー 2025)

今年もあたしを狙う使徒
来なかったな…
(来ない オブ ザ イヤー 2025)