今日は、冷たい雨ですね。
昨夜から降り続いている模様です。
今年の6月は、子供の頃の梅雨時期のように、ひんやりとしています。
薄く雨に煙る景色を眺めつつ、子供の頃を懐かしく思い出してみたり……。
小学生の頃、小さな鉈を手にしては、探検団と称して山へと踏み込み、勾配のキツイ山腹を登ったものです。
目指すのは傘松公園。
リフトやケーブルカーで簡単に行くことはできますが……。
そんな、小さなことを大きなことのようにとらえては、時間の経過をやり過ごしていたように思います。
まだ、人生における目標すら考えることもなく……。
ま、今はようやく傘松公園に立ち、景色を俯瞰しているような感覚ですかね。
若い頃、想像していた景色ではないものの、今目の前に広がっているのはリアルに存在している現実世界。
ま、器が小さいぶん、それなりではありますが……。
ただ、今こうして立っていられるのも、多くの人に助けられた証。
昨夜は、仲間的なカフェのオーナーとメッセージのやり取りをひとつ、ふたつしていました。
その方も、私を助けてくれている人のひとり。
変わり目……。
それは、いつ訪れるかわからないギフト。
また、気づかずに通り過ぎることもあります。
ふと、柳ジョージの歌を思い出します。
――
俺たちは ただの魚さ
河の流れまでは 変えられない
――
レコードを買ったのは高校生の頃。
その曲を知ったのは、ブラウン管から流れてくるCMでした。
今でも、何かの壁にぶつかったとき、脳裏を過る曲のひとつです。

