思いのほか、少なめの雪だったので、ほっと胸を撫で下ろします。

今日から、次第に寒気は弱まるとのこと。

今では陽射しが出るほどに天気も回復しています。

 

昨日は、社交ダンスの忘年会。

御姐さまお一人と先生と、ジルバを踊りました。

御姐さまの表情がとても柔らかく、一緒に踊っていて、こちらも気持ちよくなってくるほど。

 

やっぱり、いいですね。

好きなことをしているからこその笑顔。

皆さま、とても楽しそうでした。

 

でも、やっぱり先生は一段上のフロアー的な感じ。

ルンバを踊っていらっしゃるときの左手の使い方に艶が乗ります。

歳を重ねられてもキュートでチャーミング。

 

どういうスタンスで楽しむかによって、取り組み方も違うはず……。

そう思うと、昨日の社交ダンスの忘年会での生徒さんたちの笑顔はとても素敵に響きました。

来年は、ルンバを一通り踊れるくらいにはなってみたいですかね、と苦笑いしつつ先生に伝えました。

 

お開きの10分ほど前に退出させて頂き、私はレンタルスタジオへ。

先日行われたオーナーさんが主催の音楽イベントの話を聞きました。

小学生と中学生によるビッグバンド。

その発表会とのこと。

映像にこだわられているので、DVDを制作、そして販売と。

大変です、と愚痴をこぼされていました。

 

今年の発表会で、よくわかりました。

〇〇サン(レンタルスタジオのオーナーさん)は、うちの子をあまり撮影されていないのはなぜですか?

△△さんのところのお子さんは、何度も写っているのに、うちの子はほとんど写っていない、と……。

そんなクレームが……。

 

発表会ではよくある景色のひとつ。

ヤマハ音楽教室の発表会でも、先生が困っておられたことを思い出します。

 

あの人が出るのに、どうして私は出られないの?

そんな依怙贔屓をするくらいなら退会させて頂きます、と……。

 

そういうイヤな思いをされるのであれば、気持ちよく辞めましょう。

自分の気持ちが落ち着くところを探されてはいかがでしょうかね。

 

どうせお金を出すのであれば、気持ちよくいたいものです。

上達していれば、先生のほうから発表会に出ませんか? とお誘いがあるはず……。

参加するほうはお金を払います。

でも、聴きに来られる方々は無料です。

ただ、最低でも演奏自体が聴くに堪えうる程度でなければなりません。

下手でも大丈夫。

一生懸命していれば、人の心を打つものです。

 

時に自意識は過信へと繋がります。

自分が思うほどに、他人は認めてはくれないものです。

いつの間にか自我に溺れてしまい、自信が客観的な視点を覆い隠してしまうのでしょう。

そういう方たちの演奏を聴くのは、ちょっとしんどい時があります。

 

『したいこと』と『できること』は違います。

出来るようにするためには、やっぱり練習しかありません。

これくらいで大丈夫、という及第点を自らがつけるのではなく、そこはやっぱり先生にお願いしてはいかがですかね。

そのための師匠なり先生だと思います。

 

来年は、先生にドリス・デイ・バージョンの『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を歌ってもらい、そこに寄り添うようにアルトサックスを乗せていったり、歌のあとソロを1コーラス吹けるようになれればと思いつつ、先生にお願いしようと思っています。

楽しみは尽きませんね。