先日、知り合いに、看板をおろされてからもダンス教室をやっておられるのか、
聞いてほしい、と頼んでいたところ、昨日、その先生から直接連絡を頂きました。
嬉しかったです。
なんか年甲斐もなく、意味なく照れました。
『ジルバが習いたいの?』
『とりあえず、はじめはジルバかと、そのあといろいろできるならやってみたいと思います』
『初めて?』
『いえ、若い頃にちょっと教わりました』
『経験者ってこと?』
『そこまではないか、と……』
『じゃ、まずは団体でやってみられたら、どうかな?』
『個人もお願いできますか?』
『全然、大丈夫ですよ』
というわけで、今日、とりあえず見学に……。
今日一日、そのことで頭がいっぱいです。
わくわくします。
この際、基本を学んで、うまくなりたいな、と心から思います。
バイクもそうですが、
およそ24・5年ぶりにバイクも乗るようになりました。
2年前に、納車。
若い頃のように、ひょいとまたがりセルを回す。
単気筒が安定した音を立てる。
スロットルを開けると、エンジンが大きく唸り、
まるで、永い眠りから覚め、再び命を獲得した獣のように、
空へと響き渡る。
クラッチを握り、シフトを1速に入れる。
ちょっと、そのあたりでも流してみるか、
とクラッチをつなぎ、スロットルを少し開ける。
すとん、といきなりエンスト。
そりゃないよ、せっかく気分が高揚した矢先。
そして、1年後、さらに4気筒を購入。
現在は、プチツーリングを楽しんでますが、
交差点やワインディングを基礎から見直しながら、
少しずつ納得しながら、走っています。
どんなことでも基礎は大切。
でも、若い頃は、それなりに見えたり、
人よりも目立つことを優先させていたように思います。
だから、人を傷つけたことも多かったですね。
昨年の暮れに、ダンス・パーティでジルバを一緒に踊ってくれた方のように、
押しつけがましさのない、素敵な自分になりたいと、
自分自身を磨いていきたいと思います。
まずは、今日の見学から……。
今日は車の中では、
サザンの『いなせなロコモーション』
が鳴っています。

