我が家で英語シッターを始めて、もう9ヶ月ぐらいでしょうか。
最初はまず3歳のお誕生日まで始めてみようと思っていましたが、今では息子にとってなくてはならない楽しい時間となっているようです。
そもそもなぜ我が家で英語シッターを始めたのか、改めて振り返ってみたいと思います。
英語育児を志したのは多分1歳半ぐらい。DWEに勧誘されたことがきっかけでした。(←ありがち
)

2歳を過ぎた去年、習い事を始めました。その際に今やっている習い事と天秤にかけたのが英語でした。初めての英語教室体験、思っていた以上に生き生き取り組む息子をみて、英語の方がいいかなぁ、とかなり悩みました。その反面、毎週末通うことの負担、また、英語のお教室に通うとつい成果を期待してしまいそうな自分に少し不安を覚え、結局英語はやらないことにしました。
それでもやっぱり英語に対する心残りがあって…。
そんなときに読んだのがこちらの『モンテッソーリ教育用語辞典』。
この中に乳幼児期のバイリンガル教育についてのコラムがありました。
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以下抜粋
幼い子供のためのバイリンガル環境を作り出すためには、環境中に、第二言語を日常的に話す人を配置しなくてはならない。
バイリンガル教育の実践
(筆者が子供のために開いた学校で)入学と同時に子どもたちにバイリンガル教育を行った。「一つの顔に一つの言語」という原則を定め、それぞれの教師は子どもたちに母国語のみを使って関わった。(略)3ヶ月もすると、すべての子どもたちが英語にもオランダ語にお応じるようになった。乳幼児期の子どもは、多言語に触れる機会さえあれば、容易に複数の言語を同時に学習できるのである。
家庭におけるバイリンガル教育について
親が外国語を教える場合、微妙なニュアンスや母国語との差異、第二言語の美しさを教えるのに、親の言語能力が十分でない場合が多い。両親はまず、それぞれの母国語を話し、この言語の豊かで多様な使い方を教えることを優先すべきである
乳幼児期を逃さない
言語習得のためには、3歳までが大変重要な時期である。刺激的で、多様性に富んだ言語経験がこの時期の子どもに与えることにより、言語の発達を援助し、豊かなものにすることができるのだ。しかし、子どもに話すことを教え込むことはできない。なぜなら、言語を吸収し、自己建設するのは、子ども自身だからである。
これを読んだ時、子どもの持つその可能性の素晴しさに感心するとともに、私自身は日本語を使う方がよいのかな、と思ったのです。
そして思ったのは、こちらの本でタエさんが書かれていたように、子どもと英語で遊んでくれる人の存在。そんな人が身近にいればいいのにな、と思いました。
続きます。