色々な方のブログで取り上げられている石井式漢字教育、気になって通信教育のパンフレットも取り寄せてみましたが、なかなかいいお値段。本を読んで自分で取り入れられないかな、と思い読んでみました。
0歳から始める脳内開発―石井式漢字教育/蔵書房
¥1,512
Amazon.co.jp
著者が漢字を教える理由としてあげられていたのは、読書力を養うこと、でした。本を読むためには漢字が必要であり、もし自分で本が読めれば、百科辞典で調べることができるだけの漢字力がついていれば、子供の世界は大きく広がる。本が読めれば言葉が増える。言葉が増えれば表現力や感受性も豊かになる。私たち親としてやるべきことは、子供に読む力をつけてやること。幼児期のうちにその能力をつけるための手助けとして漢字教育を行うということでした。
なので石井式漢字教育では次の3つが基本理念とされています。
1、漢字を教えてはいけない
2、漢字をどれだけ覚えたか、テストしてはいけない
3、漢字を書かせてはいけない
あくまで漢字は読めればいいというスタンスのようです。漢字を教えると覚えているかどうか確かめたくなり、また覚えていなければ叱りたくなる。子供を勉強嫌いにさせないためにも一種の遊びぐらいの気持ちで親子で楽しみながら始めることをオススメされていました。
実際にどういう風に取り組んでいけばよいのか知りたくてこちらを読んだんですが、取り組みに関しては以下のように述べられていました。
⚫︎言葉と漢字の両面から実体を掴ませる
⚫︎名刺やカルタ程度の大きさのカードを用意。そこに日常生活の中で幼児の目に触れるものの名前を漢字で書いて貼っておく。(例えば、机、椅子、冷蔵庫、花瓶など)子供が興味を示して質問してきたら読んで教えてあげる。
⚫︎実物を使用できないときは絵本を使う。市販されているかな書きのものは、上に隠れるように紙を貼って漢字を書き入れる。しかしなるべく本物を見せる努力は必要。
⚫︎漢字を100字ぐらい覚えさせないうちはかなを教えない。かなは最初に目に触れないようにする。
⚫︎教える漢字は具体的なものの方がいい
「鳥」という言葉より「鳩」「鷹」など実在するものを。
⚫︎子供の好きな字を選ぶ
記憶の原理はまず「関心」そして「反復」。子供は関心のないものは記憶しないのですきなものを選ぶ。
⚫︎教える漢字は1日1字。
子供の興味をそらさずに、負担にならない程度で進めることが大切。肝心なことは何字教えたかではなく毎日続けること。
⚫︎時間を決めて繰り返し教える
カードを見せるのは1枚当たり数秒。食事の前後の決まった時間にやる場合、1日6回、まずは30秒ほどの学習。1回で覚えても必ず繰り返す。二日目は前日のカードをみせて「これは何て読むのかな?」と聞く。読めたら次の漢字。三日目は1日目と二日目の漢字。もし読めければ三日目は二日目と同じことをして新しい字は教えない。じっくりと取り組む姿勢が大切。
⚫︎1週間で1字卒業
質問するカードは7枚より増やさない。新しく覚えるカードが1枚増えたら、最初の1枚から減らす。この積み重ねで3年間で1000字近く読めるようになる。
⚫︎目と耳を使わせることで「かな」を教える
漢字を200〜300字覚えたら、今度はかなを教える。目と耳の両方を使って理解させる。すでに知っている漢字、例えば「白」「青」「赤」などに「雪」「海」「靴」をくっつけて、「広い雪」、「青い海」、「赤い靴」という形容詞のついた単語を作り教える。
⚫︎楽しく遊ぶ漢字カード
漢字カードを使ってカルタ取り、仲間集め、反対語ゲームなど
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著者が漢字を教える理由としてあげられていたのは、読書力を養うこと、でした。本を読むためには漢字が必要であり、もし自分で本が読めれば、百科辞典で調べることができるだけの漢字力がついていれば、子供の世界は大きく広がる。本が読めれば言葉が増える。言葉が増えれば表現力や感受性も豊かになる。私たち親としてやるべきことは、子供に読む力をつけてやること。幼児期のうちにその能力をつけるための手助けとして漢字教育を行うということでした。
なので石井式漢字教育では次の3つが基本理念とされています。
1、漢字を教えてはいけない
2、漢字をどれだけ覚えたか、テストしてはいけない
3、漢字を書かせてはいけない
あくまで漢字は読めればいいというスタンスのようです。漢字を教えると覚えているかどうか確かめたくなり、また覚えていなければ叱りたくなる。子供を勉強嫌いにさせないためにも一種の遊びぐらいの気持ちで親子で楽しみながら始めることをオススメされていました。
実際にどういう風に取り組んでいけばよいのか知りたくてこちらを読んだんですが、取り組みに関しては以下のように述べられていました。
⚫︎言葉と漢字の両面から実体を掴ませる
⚫︎名刺やカルタ程度の大きさのカードを用意。そこに日常生活の中で幼児の目に触れるものの名前を漢字で書いて貼っておく。(例えば、机、椅子、冷蔵庫、花瓶など)子供が興味を示して質問してきたら読んで教えてあげる。
⚫︎実物を使用できないときは絵本を使う。市販されているかな書きのものは、上に隠れるように紙を貼って漢字を書き入れる。しかしなるべく本物を見せる努力は必要。
⚫︎漢字を100字ぐらい覚えさせないうちはかなを教えない。かなは最初に目に触れないようにする。
⚫︎教える漢字は具体的なものの方がいい
「鳥」という言葉より「鳩」「鷹」など実在するものを。
⚫︎子供の好きな字を選ぶ
記憶の原理はまず「関心」そして「反復」。子供は関心のないものは記憶しないのですきなものを選ぶ。
⚫︎教える漢字は1日1字。
子供の興味をそらさずに、負担にならない程度で進めることが大切。肝心なことは何字教えたかではなく毎日続けること。
⚫︎時間を決めて繰り返し教える
カードを見せるのは1枚当たり数秒。食事の前後の決まった時間にやる場合、1日6回、まずは30秒ほどの学習。1回で覚えても必ず繰り返す。二日目は前日のカードをみせて「これは何て読むのかな?」と聞く。読めたら次の漢字。三日目は1日目と二日目の漢字。もし読めければ三日目は二日目と同じことをして新しい字は教えない。じっくりと取り組む姿勢が大切。
⚫︎1週間で1字卒業
質問するカードは7枚より増やさない。新しく覚えるカードが1枚増えたら、最初の1枚から減らす。この積み重ねで3年間で1000字近く読めるようになる。
⚫︎目と耳を使わせることで「かな」を教える
漢字を200〜300字覚えたら、今度はかなを教える。目と耳の両方を使って理解させる。すでに知っている漢字、例えば「白」「青」「赤」などに「雪」「海」「靴」をくっつけて、「広い雪」、「青い海」、「赤い靴」という形容詞のついた単語を作り教える。
⚫︎楽しく遊ぶ漢字カード
漢字カードを使ってカルタ取り、仲間集め、反対語ゲームなど
英語ではフォニックスのビデオを見せていたらいつの間にかアルファベットは覚えていた息子。ただ以前ある方のブログで文字を読めるようになると絵を読む力がなくなってしまう、というのを見て、文字の読みの導入に関しては迷いがあります。小さいうちしかない能力はそれはそれでとても貴重な気がしています。試しに「車」や「木」などの漢字をおもちゃにつけてみましたがあまり興味を示しませんでした。取り入れ方がイマイチだったのかもしれないし、そんなに働きかけたわけではないので当然かもしれませんが…。
やりたいことが整理しきれていないこともあるので時期を見て導入を考えていこうと思います。でも国語の導入に石井式、良いな、と思っています。
また別の書籍も読んでみたいと思います。