最近地元の図書館がお気に入りです。


子供が生まれてからなるべく物を増やさないことを心掛けていて、本も図書館を利用するようになりました。久しぶりに図書館を利用したら、最近はインターネットで予約ができて、準備できると携帯にメールで連絡が来るので取りに行けばいいだけ!図書館でも本屋さんでも子供と一緒だと今までにみたいにゆっくり本を選ぶことができないので、読みたい本を手軽に手に取れるこのシステムは本当に助かります。


そんな中たまたま図書館で手に取った本が

「子どもの脳は食から育つ」



大学の先生や栄養士の先生など14人の先生方がそれぞれ数ページずつ書かれた読みやすい本でした。

最近離乳食を始めたのもあり、子供の食に興味をもち手に取ってみました。


この中で直接食とは関わらないけど興味深かったのが脳とゲームのお話。


子供の時、テレビやゲームは一日何時間まで、とか決められていませんでしたか?今や好きな時にテレビを見ていますが、小さいころはこんなことを言われたなぁと思い出します。


人間の脳には感情や行動の統制、思考や創造性など人間らしさを保つ働きを持つ前頭前野という部分があるそうです。


しかしゲームをすると脳の前頭前野が機能しなくなる人が多いそう。人の脳は生後2歳まで運動をつかさどる部分が発達して、次に10歳ぐらいまでにこの前頭前野が急激に発達するそうです。

本の中ではその一番前頭前野が発達する時にゲームをすることでこの部分への刺激が低下することは脳の発達にとって大きな問題だと言われていました。


確かに最近お出かけすると小さい子供がゲームをしているのをよく見かけます。私自身も公共の交通機関で子供がぐずると何とか大人しくさせようとYou tubeの赤ちゃんが泣きやむ歌の動画をみせたり・・・。子供が大きくなるとそれがDSとかに変わっていくのかも、ととても心配になりました。こういうことって親がちゃんとコントロールしないといけないのかな。でも自分もついつい暇があると携帯を見てしまったりするのでまずは親である私から直していけないといけないな、と焦りを感じました。


この本の中ではほかにも規則正しい生活がなぜ大事か、よく噛んで食事をすることの意味などを脳と関連付けて紹介されていました。ちょっと専門的で難しいところもあったけど、一見すると当たり前に感じることが、実はこんな意味があったんだ!と面白かったです。