フェイバリットなひとときをカフェで (3号店)

フェイバリットなひとときをカフェで (3号店)

今日の午後は、居心地のいいカフェでのんびり過ごしたい。お気に入りのものたちに囲まれて、今このひとときを大切にしたい。旅先で出会ったあのお店。あの街角。流れているのはスィートなJazz。マイ・フェイバリットなひとときを過ごしに来てください。

「トップガン:マーヴェリック」を、IMAXシアターで観てきました。

 

トム・クルーズをスターダムに押し上げた第1作に、かなりハマッたひとりです。前作からもう36年も前になるんですね。映画館でもテレビでも何回も観ました。女性教官ケリー・マクギリスに憧れたなあ。相棒グースの奥さんはピカピカのメグ・ライアン。宿敵が生涯の友となったアイスマン(ヴァル・キルマー)。マクギリスも「告白の行方」にまつわるその後や、キルマーも本当にあんな渋すぎる声になるまでの苦労とか、みんな色々あったんだな、と思ってしまいますね。

 

そして今回の相手役ジェニファー・コネリー。魅力的な歳の重ね方をしてきた、ヨットとポルシェが似合う、ナイスなキャスティング!
さすが、トムが映画化の権利を保持し続けての納得の仕上がり。しかもコロナ禍の明けるのを待っての、満を持しての公開。やっぱり感動しちゃうな。信頼と友情とプライドを賭けての、素直に感動できるハリウッド映画の典型ですが、TOPGUN。この世界観、やっぱり好きだなあ。カッコいい!(どことなくSTARWARS第三作目を彷彿とさせる爽快感、も感じますが)
搭乗員役の俳優たちに3カ月のG対抗特訓をしたほどの本物志向。空母とジェット戦闘機が制空・制圧権を支配してきた時代が、ドローンなど無人の戦術兵器に取って代わられようとする、時代の趨勢を反映したほろ苦さもトムの年齢と重なりリアル。
だけど、革ジャンはおってKAWASAKIのバイクを駆るマーヴェリックはたまらないです。
パンフレットの売れ行きがすごいみたいで、どこの映画館もSOLD OUT状態です。
ここのところ、家でも車の中でも、「アレクサ、トップガンのサントラかけて」と楽しんでます。レディガガのHold My Handもお気に入り。酒場のライブ、あのGreat Balls Of Fire、懐かしい。涙出そうです。

 

 

※ジェニファー・コネリーの画像は、facebook:シネマトゥデイ 『トップガン マーヴェリック』より - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズから転載。

実に2年半ぶりに出張で金沢へ。天気も上々、3月中旬にしては暑いくらいの陽気だ。
大阪発8:42のサンダーバード9号に乗りこむ。金曜日のこの時間、思いのほか指定席はいっぱいだ。
新大阪から一人、京都からもう一人がこの列車を別々に予約している。
が、なんと、偶然にも京都から乗り込んできた彼が僕の隣の座席に!
お互い、顔を合わせて苦笑い。
窓際の席でゆっくりと音楽を聴き、資料を見て、眠くなったら少しうとうと。あとは愛用してるiPadminiに詰め込んでる自炊本で読書かアプリに入れてる映画でも、というのが僕のいつものスタイルなんだけど、今日はそうはいかないな。
でも、彼は日ごろなかなか話ができなかった尊敬すべき専門家なので、話は少しずつ弾む。
同病相憐れむ的な話から、新たなプランを仕掛けて業界をあっといわせるワクワクする話は盛り上がる。
若い後輩とトーンを上げてはしゃいで話すのとは違う。
信頼できる相手へのリスペクトを互いに感じながら、ゆっくりとした口調でかわす会話も悪くはない。

車窓から、名残り雪が積もる山脈、ごく近くに広がる分厚い雪の積もった田畑の景色が物珍しく、
会話がひと区切りついたあとも、隣の席と会話をつなぐ気遣いもいらない。滑り出し上々の旅だ。

金沢駅の改札で合流し、まずは腹ごしらえ。午後からのフォーラムを意識して、手軽で充実している駅構内の「あんと」へ。

金沢まいもん寿司。最近は大阪でもよく見かけるチェーン店だけど、地元のネタで食べる寿司はたまらない。ちょっと贅沢なランチタイムを。だって久しぶりの金沢。この味ならコスパは最高だ!

 


少し時間があるので、駅の西口にできたクロスゲート金沢1階のスタバで作戦会議。気の利いた老舗のカフェ、昔でいう純喫茶みたいな茶店が最近見つけにくくなった。でもこの新しいビルには東京とここにしかないお目当てのブランドもあって、ラッキーな発見もある。

タクシーで金沢商工会議所へ。途中、懐かし近江町市場の武蔵の交差点にさしかかる。のどぐろは焼くか煮つけか。向かいのANAホリディインにもよく泊まったな。ここ数年、コロナで来れてないけど、金沢は、やっぱりいいな。

フォーラムも、その後の交流会も首尾は上々。コロナで疲弊し引きこもり気味に慣れた魂は、久ブルにたくさんの人とリアルに会う機会を恐れる。参加するまでは緊張するけど、会ってその人その人と個性を交わし話をすると、一気に視界が開ける感覚を実感する。

交流会は時間どおりピシっと終了。一緒に来た仲間と酔い覚ましにホテルまで同僚と歩く。コロナでなければこれからの地酒と地元の肴が楽しみなのだが、どの店もラストオーダーが近い時間だ。チェックインし、お疲れ様、と散会。

すっきりとした居心地の良さそうな客室に安心し、荷物を降ろして飲み物を買いにコンビニへ。

 

おっと、ホテルの近くにステンドグラスの神社門、尾山神社だ。ライトアップ時間が少し前に終わってしまっていたが、塔門のライトアップは実にエキゾチック。夜しか味わえないこの風景を見れたのはラッキー。

丸いローソンは宿泊客で結構混んでいた。みんなお店が開いてないからホテルの自室で一杯やるのかな。

金沢は、若いデザイナーブランドのブティックもなんだかお洒落に見える。

さて、ホテルに帰って、至福のプライベートタイムの始まりだ。

                                (to be continued...)

休日出勤の日も、たいていは車で出るけれど

この日は夕方大事な知人のお祝い会だったので

車を置いて電車で出勤。

普段電車に乗らないものだから、中途半端に時間が余る。

普段、ほんとに時間に急かれているなあ、とぽっかり空いた所在のない時間も

なんだか楽しかったりする。

阪急梅田ターミナル。

改札内。京都線側の2階のカフェにのぼるのはこれで二度目かな。

この席に座ると、ターミナルにいることを感じる。

日曜日の朝9時半。蔓延防止の発令中なので、人もまばらだ。

 

二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

 

ふと、昔読んだ詩本の一節が口をついて出た。

人が生きていく上で、なくてはならない人との付き合い。

だから「相性」はとても大切。

どこへ出かけるにしても、目に留まる風景が同じ。街角で出会った素敵な建物。

思わずカメラのシャッターを切る。気が付くと、さっき僕が撮った角度で彼女がシャッターを切っている。

あの美しいカーブをこの画角で、と思ってカメラを構えると彼女が先に撮っていたりする。

 

今日は近所にお出かけするだけだけど、これとこれはしたいな。彼女はこれをショキモク(初期の目標)と呼ぶ。

そして、実際にお出かけすると、ショクモクはみごとに達成。そればかりか、ついでに出会った新しいテーマにおたがい大満足して帰ったり。

だから、何を食べるか、どこへ行くか、何をするかということも大事だけど、それ以上に大切なものがあるなあ、とつくづく思う。

価値観。感性。心の佇まい。。。

(最後の写真はネットからの借り物です。いずれ良いのを見つけて差し替える予定)

 

お昼は「花外楼」の松花堂弁当。今回のおひな様のメインイベントです。素晴らしかった。

しつらえ、お料理のお味はもちろん、おもてなしの配膳、お店の設え、おひな様。すべてが最高でした。

この11,000円はお値打ちです!冷酒白鷹をいただきました。

花外楼北浜本店の由来は聞くたびに感慨深いものがありますね。

以下、今回のイベントのパンフレットから抜粋です。

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天保元年、加賀国出身の伊助が創業した料理旅館「加賀伊」。 幕末には志士達が集い、「大阪会議」の
成功を祝って、木戸孝允が「花外楼」と命名した老舗料亭です。土佐堀川に広々と開ける「水都大阪」ならではの景色とともに、限定の松花堂弁当をお楽しみ下さい。

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さすがは花外楼さん。お雛様も格が高いです。そして、お内裏様とお雛様が左右逆。これは京風、 というか、古式ゆかしい日本の伝統的な左大臣が上位という考え方に基づく様式とか。なので向かって右側がお内裏さまです。

 ご馳走さまでした。帰りがけに女将さんとの撮影にも快く応じていただき、そればかりか皆で一緒にと、スタッフの方に写真を撮っていただきました。掲載できないのが残念。。

来年も来ようね、と皆で笑顔。お腹いっぱい、大満足のお昼でした。