今日は節分、ですか。
正月が来た、と思ったら、1月が終わるのもあっと言う間でした。
岩手。外は相変わらずの銀世界です。
今年は全然雪が溶けません。
いつもなら冬の間に2~3度は雪がほとんど無くなるんですけどね。
屋根のソーラーも全然発電しなくて、付けた意味なかったかも。
一方、澄み切った岩手の朝の空は、星が凄く綺麗です。
まだ暗い時間帯、ワンコの散歩をしていると、東の空には早くも夏の星座のさそり座、の頭が。
Tシャツで過ごせる夏が来るのも、あっという間かもしれませんね。
ブログの更新をほとんどしなくなった昨今、頑張ってドールチェア作ってます。
アトリエも、作業しやすいように時々模様替えしたり。
写真はありませんが、オフィスのスペースにはウォーターサーバーやコーヒーセット、レコードプレーヤーなども設置して、作業が楽しくなってきました。
ただ、時には寒くて手がかじかむことも。
そんなときどうしてるか、って言うと、ランタンを焚いて部屋を暖めています。
薪ストーブもあるんですが、薪をくべたりちょっと暑すぎたりするので、ご飯を炊いたりするとき以外はあまり使いません。
で、SDG’sに逆行するかもしれませんが、ゆらゆらと揺れるランタンの火を眺めながら作業をしたり、部屋の照明に使ったりしています。
階段のランタン。
これは30年くらい前に買ったんじゃなかったかな?
すっかり使い込んでますが、オークションサイトで見たら3倍くらいの値段になってました。
点けてみたカンジ。
LEDクラス、とはいきませんが、柔らかい明かりと仄かに漂う温かさがとても心地よいです。
こちらは小さなタイプ。
たしか、横浜の土産屋で買ったんだったかな。
小さいですが、ホヤの形が可愛らしく、階段の照明としても十分です。
玄関のお迎え用。
戦前のアンティーク品で、黄色い本体はウランガラス製です。
高かっただけあって、造形がとても美しくて気に入ってますが、芯が細くてちょっと火力が弱いかな。
同じくお迎え用ですが、こちらは外用。
お客さんが来るときは点火して外に吊るします。
ジャンク品を大量にセットで買ったときのものですが、磨き上げれば立派に使えました。
白い傘が炎を反射して通路を優しく照らしてくれます。
同じく、ジャンクで買った、これ。
ホヤが割れてしまったのでしばらく使ってませんでしたが、これから使い方を考えます。
色のセンス、は置いといて、透明のガラスの部分にウラン反応があり、紫外線を当てるとグリーンに発光するので、戦前か、それに近い年代のものなのでしょう。
アンティークのランプって、本体だけでなく炎にも時代の流れを感じるので不思議です。(僕だけ?)
だから、使ってみたくなる、のかな。わかんないけど。
最後に、どちらかと言うと暖房用のものを。
ランタンには大きく2つの構造があって、1つは、上で紹介した1本の芯が発火するもの。
2つめは、僕の今のお気に入りで、円状の芯が発火するタイプ。
例えばこんなカンジ。
普通の暖房用の石油ストーブと同じで、さすがに火力が強く凄く温かいです。
しかも、効率が良いのか、燃焼に対して灯油も予想したほどは減りません。
ファンヒーターのように一気に暖かく、とはいきませんが、6畳くらいの部屋ならこれを焚いてしばらくほっとけば、そんなに寒さは感じない程度にはなるのではないかな。
このタイプは中央に通気管があって、炎を燃焼させる空気が下から上に流れるようになっていて、通気が悪いと黒煙を吹きます。
元々吊り下げタイプだから、と言う事ですかね。
円芯タイプはもう1つ。
こちらは作業台の窓際に吊り下げていて、熱を正面から感じることができます。
気が付いたら顔のあたりがポカポカになってることも。
元々は傘が付いてましたが、屋外で使うのはもったいないので、外してアトリエで暖房用に使っています。
レコードもそうですが、現代の最新の技術からちょっと離れて80年前、100年前の人々がどんな生活をしていたのか。
折角のステイホームですから、ノスタルジックに浸ってみるのも、現代的な楽しみ方、なのかなと思います。
さて、今日は在宅勤務。
仕事仕事~。