どうも、エリクシルの粕家です。
わたくし様々な食材を糠漬けにし
酒のあてに楽しんでいるのですが
意外にもイケた糠漬けが・・・・・
アボカド!
クリーミーさに糠の香りと良い塩気が
たまらんです。
そしてキノコ類!
しっとりとしていて、コリコリした食感が面白いです。
更にソーセージ!
糠漬けにしてから焼くのですが、
パリッとした中から肉汁と糠風味が交わって
こりゃあまた旨いのです。
良い肴は酒も美味しくしますねえ~。
さて、今回のウイスキー紹介でございますがこちら。
『ウルフバーン』
WOLFBURN
つい先日発売したばかりのシングルモルトスコッチウイスキーです。
蒸留所が誕生したのが2011年
2013年に最初のウイスキーが出来てから3年。
こちらがその3年物となります。
フルーティーでモルティ、かすかにピート。
バランスがいい、とても良い出来のウイスキーです。
3年物とは思えない完成度です。
(因みに今回のボトルはノンピートだそうです。)
操業最初の頃はノンピートと言っていましたが
今では全体の40%は10PPMのライトピートを使用しているそうで。
さらに特徴的なのがラフロイグのクォーターカスクを使用しているそうです。
あとはウッドフォードのバーボンバレル、
シェリーバットはグレンファークラスと同じとこからだそうです。(フォーセンミゲル?)
元グレンファークラスの生産マネージャーを務めていた
シェーン・フレイザー氏のつてなのであろうか?
(シェーン氏がウルフバーンの生産を総括している)
ニューメイクを飲む機会を頂戴しましたが、すでに完成度が高い。
とても美味しい。
どうやら熟成するまえにある程度の酒質を完成させてしまうとのこと。
樽の事といい、酒質といい,
短期的にも長期的にも考えてらっしゃるのですねぇ~。素晴らしい。
スコットランド本土最北端にあるウルフバーン蒸留所ですが
創業者のアンドリュー・トンプソン氏のお話を聴いた印象ですと
ウイスキービジネスとしての操業の大切さ、加えて徹底したコストカットと
利益追求を感じました。(詳しくはお店で聞いてくださいね笑)
これがないと廃業ですからねぇ。
実際廃業していく蒸留所は多いですから、とても大事なことです。
生産者とユーザーのバランスも考えてらっしゃるんだなぁとも思いました。
世知辛いなかで素晴らしいことです。
ウイスキー造りのクオリティに関しても素晴らしいお話でした。
ここっていう目標に対してのプロセスの組み方はとてもバランスが良く、
良いウイスキー造りができる訳です。
先が楽しみな蒸留所ですが
若い3年物を楽しめるのは今だけ。
是非一度お試しを。
ではまた。
Cafe Bar ELIXIR