どうも!カフェバーエリクシルの粕家です。
春めいてきましたねぇ!
ウイスキーが美味しく飲めますねぇ~(年中うまいですがww)
花見したいなぁ~。
スキットボトルにウイスキー詰めてさ~。
真昼間から繰り出してぇなぁ~。
まあまあ、実現できるようがんばりますかね(微笑)
さて、今回もGOODモルトウイスキーご紹介!
前回予告したこちら↓ どん!
『WEMYSS・TOFFEE GLAZE CLYNELISH1997 16Y』
(ウィームス・トフィーソース クライヌリッシュ1997 16年)
人気のクライヌリッシュですが、このボトリングはスコットランドのボトラー
「ウィームス」からです!
オーナーであるウィームス家は、600年以上続くエジンバラの名家、
長きに渡ってワイン商をしておりました。
インディペンデントボトラーとしてスタートしたのは2005年、
会社を設立しシングルカスクを発売したところから始まりました。
ウィームスの素敵で面白いところは、テイストの特徴をキャッチコピーでラベルに表している所!
今回のクライヌリッシュだと「トフィーソース」ですが
たとえば他のですと、「漬け込んだ甘いミント」、「マホガニー製の木箱」、
「常緑の森」、「レモンスモーク」、などなど!
ウイスキー好きをそそる文句ばかりですねぇ~w
楽しいですわ~!
それはさておき今回のクライヌリッシュ1997 16年ですが、
実にクライヌリッシュの持ち味が良い感じに出ているかと思います!
モルティでオイリー、チョコクッキー。
シトラス、青リンゴがフワッ~の中に
スパイスと塩のアクセントがじわじわときます。
ほどよいウッドが鼻を通る感じがまた心地良く
穏やかなフローラルさ、バランスが良くゆったりとした味わい。
時間をかけて開かせると、余韻がとても長くなり、更なる癒しに包み込まれます(満笑)
いやぁ~是非に試していただきたいですね~!
では補足。
(現在のクライヌリッシュ蒸留所)
クライヌリッシュ蒸留所は1819年、北ハイランド沿岸に
サザーランド公爵によって、たった750ポンドで建設されました。(マジかよww)
領地の小作人たちにとっては、手っとり早い穀物の買い手となったわけですが
これには領地の穀物の消費と農民たちの密造防止のためであったようですね。
(750ポンド納得ですわw)
(現クライヌリッシュ蒸留所ポットスティル)
その当時からクライヌリッシュは評価が高かったそうですが
商売用に業者には売らず、馴染みの個人客にしか売らなかったそうです。
しかし1931年の不況により閉鎖。(ウイスキー不況の時代)
1938年、一旦再開するが1941~1945年に第二次世界大戦のため
大麦の供給がストップ、この間はやむなく閉鎖します。
1967年、クライヌリッシュ蒸留所は隣の敷地に、新しい蒸留所を建造。
新蒸留所は新たに「クライヌリッシュ蒸留所」に!
旧蒸留所は名を改め「ブローラ蒸留所」となりました。
ということは・・・?
現在のクライヌリッシュ蒸留所の創業は1819年ではなく
1967年ということになりますかね??
(ブローラ蒸留所、現在閉鎖。建物は現存。)
名を改めたブローラ蒸留所は1969~1983年まで稼働。
クライヌリッシュとは趣の違うピーテットモルトタイプを生産してました。
昔からの味は、新クライヌリッシュ蒸留所に受け継がれたという訳ですなぁ。
ちなみに、今ではなかなか手に入りませんが、美味しいですよねぇ~ブローラw
ぜひともクライヌリッシュ、ブローラと飲み比べたいですよねぇ~
あ~あ、取っておけばよかったとおもうことばかりだ~
ぜひ当店エリクシルに入荷したい一本です!
(情報おくれ~)
まあしかしですね、とりあえずはウィームスのクライヌリッシュでスランジバール!!
ということで(笑)
ではまた。
粕家
Cafe Bar ELIXIR