どうも。 エリクシルのかおりです。
みなさま、お寒うございますね。
バーテンダーの帰宅時間は、よ~く冷えておりますので
わたくし、ブルッと凍えております。
それはさておき、今回ご紹介するウイスキーはこちら!
『THE COOPER'S CHOICE ・ TOBERMORY1994 18Y』
ザ・クーパーズ・チョイス トバモリー1994 18年 です。
スコットランド本島の周辺には、大小様々な島が点在しております。
その一つであるマル島は、スコットランドにキリスト教をもたらした修道僧
聖コロンバが最初に上陸した島、アイオナ島への玄関口となっており
観光客が多く訪れている島です。
そのマル島の中心地に、漁港に面してトバモリー蒸留所は建てられており
マル島では唯一の蒸留所となります。
さて、スコットランドでも古い蒸留所のひとつである、トバモリー蒸留所の歴史ですが
1798年に、海運業を営んでいたジョン・シンクレアによって
ビール醸造所として建てられたことに始まります。
その後、蒸留所として変えられたそうです。
とても小さな蒸留所です。
1981年から1993年まで操業を休止していたが
同年1993年にバーン・スチュアート社が買収して操業再開に。
トバモリー銘柄のボトルは、かつてはシングルモルトウイスキーではなく
ジュラ島やスカイ島のモルトウイスキーとヴァッティングさせた
ヴァッテットモルトウイスキーだったのですが
買収後はシングルモルトウイスキーに重点を置くようになり
現在は10年物のシングルモルトが流通するようになったのです。
とても愛嬌のあるマッシュタンです(笑)
ウォッシュバックのカラーリングが、なんだかカッコイイのです♡
そうそう、トバモリーとはゲール語で「メアリーの井戸」のこと。
トバモリーには聖なる泉と崇められる泉があり
その昔、聖母マリアに祝福を受けた泉だそうな。
パワースポットってことかしら?
でも、そう聞くだけで神聖なお酒のように思えてしまう・・・・(笑)
今日、トバモリーを飲めることに感謝を込めて
ゆっくりと向き合いたい一本ですね。
バルジ型のポットスティル、アームが90度に曲がり特徴的です。
さあ今回のボトル
『THE COOPER'S CHOICE ・ TOBERMORY1994 18Y』
ザ・クーパーズ・チョイス トバモリー1994 18年 は
シェリーの甘い香りと、ほのかなピート香
柔らかい塩っぽさ
ナッティーでドライな口当たり
フィニッシュは徐々に甘い香りが広がる。
是非とも、お試しくださいね!
かおりでした。( ̄▽+ ̄*)
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