食事でダンスは変わるのか 第一回 "甘い"は悪か!?
さて、第一回は糖質制限についてです。ライザップをはじめとして、ダイエットのためには炭水化物や甘いものは絶対悪であるかのようにのように騒がれていますが、僕のスタンスはあくまで「制限」であって、運動量に対して必要な量の糖質については摂取することを厭いませんし、「糖質を減らす→脂肪を減らす」ことには目標をおいていません。(競技ダンサーはある意味サッカー選手のようにエネルギーを必要としますからね~)問題は糖質の過剰摂取によって身体の中で起こる化学変化です。糖質と一口に言っても、私たちは多様な形で食事から摂取しています。主食のパンやごはん、うどんなどはもちろん、おやつや食後のデザート、清涼飲料水、スポーツドリンクや100%フルーツジュースもそうです。過剰に取った糖質は、体内で脂肪に変わることはもちろんですが、余った糖質がタンパク質と結びついて起きる「糖化」という現象が、体内の細胞を至る所で劣化させ、炎症を引き起こすことが研究で分かっているらしいです。(参考文献、出典については後述します)すると免疫力が下がって風邪にしょっちゅうかかったり、肌がくすみ、カサカサになります。僕の場合、ウェイトアップで一般的に言われるように、摂取カロリーが消費カロリーを上回るように、とにかくご飯をたくさん食べていました。ウェイトアップに関する記事が書かれた雑誌で、身体はエネルギーの糖質が不足すると筋肉のタンパク質を分解してエネルギーを作る。と聞いたこともあって、足りなくなっては大変とばかりに、間食にオレンジジュースやパンを食べるという感じです。夕食が遅くなりそうな日には、お腹がすくのでファーストフードで牛丼などを食べます。もちろんうどんも丼物も常に大盛を頼みます。しかしどうでしょう、ファーストフードって具の量に対して炭水化物の量、多くないですか??ごはんお替わり自由!とか。大盛り無料、とか。食欲が普通にあれば、当然のようにお替わりしちゃいませんか?そうして気づかないうちに、食事全体に対する炭水化物の量が増えていき、、、ある時身体が毎日だるいことに気づきました。そういえばいっつも咳してる。。朝は頭も重いし、なんだか目も充血ぎみ。今思えば、完全な糖質依存の状態に陥っていたのでした。その結末は、知っての通り…人生初めての「入院」でした。太りたかったが故に陥ってしまった糖質の罠。特にコーチなどにアドバイスを受けず自分で身体づくりをしているスポーツ選手は、この悪い習慣にはまりやすいと思います。不規則な勤務時間や食生活で、不足しがちな栄養を外食で何とかしようとすると、間違いなくこの罠にはまるので気をつけましょう。さて、視点を制限から摂取の方に目を向けると、やはり糖質は自律神経の司令塔である脳が最も使いやすい栄養素であり、運動の要ですから、仮にダイエットが目的でも完全に止めてしまうのは絶対に良くないと思います。つまり、糖質は余らせてはいけないが足りなくてもいけない。各々の生活スタイルから逆算して、おおよそ必要な量というのは職業によって大きく異なると思われますが、デスクワークが中心の方は「一食に握りこぶし一個分」という目安が非常にわかりやすく、参考になるかと思います。つまりデスクワークではない、常に身体を酷使するようなプロスポーツ系のお仕事の場合、経験上この倍位は必要であると思います。ただし!!!夜だけは握りこぶし一個分(以下)、を守りましょう。何で!!?体調管理に非常に重要なポイント!次回引き続き書いていきたいと思います。