昼食を食べて腹も満ち、15:30からクイーンビクトリアビルディングを再び散策する。
ケイトスペードで一際、目を引くカエルのバッグを見つける。


ハエもいる。


余談だが、この写真を撮った後に、こんな広告が出てきてめちゃくちゃビビった。

ラランドのサーヤちゃんが「iPhoneは情報を抜いてる」と言っていたが、私はAndroidなのに、、、?
私達は電子デバイスを使っている限り、監視社会から逃れられないのだ。

お高い百貨店にも飽きて、地元の安いスーパーへ行く。現地のスーパーにてお土産を物色する。


リンツのイースターバニーのチョコレートが可愛かった。赤いリボンが巻かれて愛らしい。ひとつ6AUD(約600円)。バラマキ用として購入。


リスもいた。


間抜けなウサギもいた。


「ビルビーを守ろう」と書かれた標語。
ビルビーとはオーストラリアのイースターバニーである、有袋類のミミナガバンディクートの通称。

コンビニや売店では1本4.5AUD(約450円)するミネラルウォーターが、地元のスーパーでは2.5AUD(約250円)だった。水分確保には地元スーパーを活用することをオススメする。しかしただの水が250円とは、やはりオーストラリアは物価が高い。税率も10%と高く、オーストラリアは決してタックスヘイブンとは言えない。

ディナーの前に買い込んだお土産を、一度ホテルへ置きに行くことに。

ホテルのエレベーターにて。
後から乗り込んで来た外国人夫婦に、何階へ行くか聞き、その階のボタンを押すと「Thank you.」と言われる。
「You Are Welcome.」と返す。
すると夫の方が、ニッコリ笑って「You Are Welcome.」じゃなくて、そういう時は「OK」でいいよ、と英語で説明した。
付け加えて「You are Welcome is nice. very good.」とも。
彼らが何人かは聞いていないから分からないが、オーストラリアでは多くの人が私達に物を教えたがり、皆が一様に親切だった。

19:00キングスレイステーキハウスにて、皆でディナーを楽しむ。牧草牛のオージービーフがリーズナブルに食べられるとして、地元民から愛されているお店。


2月のオーストラリアはサマータイム真っ盛りのため日暮れが遅く、19:00になってもまだ昼間のように明るい。


Google翻訳のカメラ機能にてメニューを分析する。意外と使い勝手が良い。
フルコースだが、メインを選べるとのこと。
皆が200gのフィレを頼む中、300gのランプ(牛の尻肉から取れる上質な赤身肉)を注文。焼き加減はミディアムレアで。
副菜も選べると。
気の良いアラブ系の店員さんに「チップスorベイクドポテト?」と聞かれる。迷っていると「これ(チップス)はフライドポテト」と日本語が聞こえてきた。日本人の彼女がいるらしい。彼はめちゃくちゃ流暢な日本語を駆使していた。第二言語習得には、ロマンス学習が効果的らしい。


エビのローストガーリックアイオリ。ニンニクが効いて美味しかった。


サラダ。肉を食べるのに忙しくて食べなかった。


ド迫力のランプ300g。
実際に食べるとフワリと柔らかくて、塩コショウで食べると絶品だった。備え付けの甘じょっぱいソースとも相性バツグン。ただデカ過ぎて食べるのに時間を要し、終盤は冷えて固まっていた。


記念に食べたカンガルー肉。昼間、動物園にて悠々と寝そべっていた姿が思い偲ばれる。燻製っぽくて、後味が煙臭かった。当然ながら牛の方が美味い。

小皿を下さいとかバターを下さいとか。
口煩い日本人の注文に、文句も言わず働き者だった店員さんに「You Are kindness.」と伝える。
彼は笑って「Thank you.」はオーストラリアでは「TA」って言うよ、と言った。
スラングとのこと。オーストラリアでは言葉をショートカットするらしい。例えば、トイレットはトイレットと言わず、ルーと言う。
トイレットとルーは全然Different(違う)だけど、なんでルーなの?と聞く。
アボリジニの文化からじゃない?とのこと。
アボリジニはトイレットをルーと言うの?と聞く。
彼は「多分」と日本語で答えた。