ブラック ホーク ダウン | caesar2333のブログ

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映画「ブラック ホーク ダウン」を見た。
1990年代のソマリア内戦に介入した米軍を描いた映画だ。
80年末から90年初頭に反政府勢力が拡大しソマリアは内戦へ突入した。戦争が激化するなかでアイディード将軍率いる軍閥が台頭する。市民の生活は困窮し飢餓に苦しむ。ソマリア政府による国連介入の要請に応じた国連の活動。飢餓に苦しむ子供達へ国連は食糧を届けようとするがアイディード将軍は容赦なくこれを奪っていく。映画はここからはじまる。このアイディード将軍の動きに端を発し米国ビルクリントン政権は武力による動きを強めアイディード派の幹部を生け捕りにする作戦を決行。上空のヘリから建物へ侵入し30分程度で作戦は終了する予定だった。しかし作戦に用いたヘリブラックホークの墜落や予想外の事態も重なり米軍150名とソマリア側3000名の激戦となる。米軍は19名の犠牲者が出た。ソマリアは1000名が犠牲となった。映画はこの激戦がシュールに映し出されたものだ。
結果として19名の犠牲者が出た米国は国内世論も低調になりビルクリントン政権はソマリアからの撤退を決意する。
国連から見捨てられたソマリアは無政府状態となり混沌とした状態が続いている。