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「クルー」本社・訪問物語!その1



昔の ロールス本社


「CREW」工場



戦後(1946’~)のロールス&ベントレー生産は、


全て ここから


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1995年 某日


ロールス・ロイス 「コーニッシュ4」


生産中止のニュースが 私の耳に飛び込んできた。



1986年には、「カマルグ」が、


1990年には、「ファンタム6」が、、


次々と 「MPW」コーチビルド・モデルの生産が中止となっていた。


もはや、60年代の「作り」を残すモデルは、


「コーニッシュ」のみとなっていたから、


このニュースには、、、慌てた。



さっそく、ヒースロー行きの「チケット」を


買って飛行機に 乗り込む、、、


わけには、、実際は、いかなかった。



そう、、「クルー」本社、、アポイントもなしに


工場見学などさせてはくれない。



それも、ただ 見学するだけではなく、


できれば、ロールス社の ゲストとして迎えてもらいたいし、、。



とはいえ、当時の私には それほどの


コネクションは持っていない。


まだ、32歳のガキだった。







友人、知人にあたりまくり、、



意外にも、身近な友人から道が見つかった。



私も知っている友人(女性)が、イギリス人と


結婚し、今、ロンドンに住んでいる、、という。


しかも、その旦那が、新聞記者。



そのルートで いこう!



さっそく ロンドンの友人に電話で依頼、


「日本でロールス販売店も営んでいる


 コレクターが、工場見学したい」って



これを、新聞記者同伴で行きたい


ってことで、、



無理はあるが、、まんざら、うそでもない。



その旦那が、いい人で、


なんと、正式に


ロールス社とアポイントを取ってくれた。


しかも、宿泊する宿(ホテル)まで、


ロールス社の手配 という オマケつきで。




さっそく、イギリスへ、



友人も 仕事がてら(ブランド品買い付け)


 いっしょに行くことになった。



購入した エア・チケットは、


当然、ロールス・エンジンを積む


「ブリテッシュ・エアー」だ。




ロンドンでは、その 人のいい 友人夫婦の


家(アパート)に泊めてもらった。


ところが、このアパート、


お湯を使える(シャワー)時間帯が、


極端に少ない。


当たり前、らしい、、。


もち、フロも、浴槽のみ、浴槽の中で体を洗う、、


これは、無理と 近所の ホテルに引っ越した。


この 一見、一流風ホテルも ひどいもので、


シャワーは、突然 水になるわ、


フロのドア・カギが壊れていて


出れなくなり、、死にそうになるわ(友人が戻ってきて助かった)




まっ、ロンドンは、そんなとこってことで、





いざ、ロールス社へ




ロンドンから ドライブを兼ねて


車で向かった。



「CREW」は、マンチェスターとリバプールの


少し下、、ロンドンから、およそ 300km


高速道路が通じているから、


のんびり走っても 4時間くらいの場所だった。




ロールス社が、手配してくれている・という


ホテルには、明るいうちに 到着、、



驚いた、、



なんて、渋い ホテルなんだ!



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英国には 多いが 昔は お城だった というホテル。



かなり格式は高そう、、



回りは、見渡す限りの広大な草原、、いや 牧場だ。


遠くに 数十頭の馬が走り回っている。




この宿の 夜は怖かった。


英国ならではの、、照明の暗さ、、


日本で、この建物、、この照明の暗さなら、


完全に、、お化け屋敷だ。




ディナーも、、、怖い



メインは、



鹿の肉、、


ほとんど味付けもなく、、


罰ゲームのような、、、まずさ、、



これを うまい と感じるイギリス人、、





まっ、



明日は、いよいよ


「クルー」工場 見学!



テンションを上げたが、、



なんとか、お化け屋敷で


眠りにつけたのは、明け方だった。




                 その1 完



                  つづく