あるボランティアの話から | 生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

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311は深く心に大きな印を付けました。自分や家族、愛する人達を守るに自らが立ち上がるしかありません。歴史に学び、自然現象に感応し、危機に対する自分の感性を磨いて行く。これからの世の中は福沢諭吉がキーワード。自立自尊を、国に頼らず国を助ける精神を。

先週末に僕の同僚が
南相馬市の汚泥の除去作業を
したそうです。



正直、えっ?って思いました。



何故なら素人のボランティアに
下水の汚泥を掻き出す作業を
果たしてやらせて良いものか
と思ったからです。



彼は昨日現在、
下痢が止まらず、
体調を崩しているようです。



今、東京の下水汚泥さえ
放射線量が有り得ない程高いのです。



ましてや原発に近い南相馬市の
下水汚泥です。



例え、防塵マスクをしていたって駄目でしょう。
放射性物質だけでなく
汚泥に含まれる様々な雑菌による
影響かも知れません。



今回の東日本大震災における
彼ら災害ボランティアの存在は
全くもって尊い存在です。


しかし彼らはそもそもプロ
ではありません。



彼らの無償の良心を
無駄遣いすべきではありません。



同様に自衛隊をこれ以上
無闇に消耗させてはなりません。



中国の動向
ロシアの動向
北朝鮮の動向
韓国の動向を
諸国民の信義と信頼に
期待することは全くもって
国際情勢の定石に外れます。



彼らはこの大震災においてさえ
示威行動を繰り返しています。



日本の底力を見極めようとしている
訳なのです。



今、被災地に必要なのは
プロの産廃業者であり
プロの工事業者であり
プロの技術者です。



彼らの力を全国からかき集め
一気に被災地を復旧復興させるのが
政治の役目なはずです。



震災から3ヶ月が経ち、
被災者の中にはもう故郷の生活を
諦める空気が漂い蔓延しています。



菅がどうのとか
大連立がどうのとか
どうでもいい話です。



最後に
復興の精神となる
復興基本法について



関東大震災時は翌日には
成立しました。



阪神淡路大震災時は
約1ヶ月で成立しました。


東日本大震災時は
3ヶ月経って成立しました。



詰まり日本の政治力は
関東大震災時から
90分の1に成り下がりました。
阪神淡路大震災時からさえ3分の1に成り下がってことを
僕たち国民はきちんと心に
刻みこまなければなりません。