宰相の通信簿③(高度成長期前編)~渡部昇一「裸の総理たち32人の正体」~ | 生き抜く哲学を身につけよ!晴耕雨読のどぅんくん! 

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311は深く心に大きな印を付けました。自分や家族、愛する人達を守るに自らが立ち上がるしかありません。歴史に学び、自然現象に感応し、危機に対する自分の感性を磨いて行く。これからの世の中は福沢諭吉がキーワード。自立自尊を、国に頼らず国を助ける精神を。

ちょっと他のテーマを書いていたので

時間がたってしまい申し訳ありません。

今回は高度経済成長期の日本の宰相について。


所謂、明治維新後の富国強兵政策と

この戦後の朝鮮戦争後からオイルショック

くらいまでの高度成長時代はとにかく日本全体、全国民が

追いつけ追い越をスローガンにひたすらがんばるのでした。


明治期高度成長

国のあらゆる制度、仕組みを欧米列強のスキームに準じる。

これは幕末に欧米列強と締結した不平等条約改正のため

そして、軍事力の高度成長を果たす。

戦後の高度成長

アメリカの核の傘の元、軍事力にまわす負担を大幅に軽減し、

その余力を経済発展に向ける。


その為には、安定的な政権が必要であり、戦前や現在のような

1年程度でころころ変わってしまうような脆弱な政権運用は

なされなかったのでした。

(しかし自民党内部抗争はヤクザ並みに激しかったのですが。)


・・・・続く