チョット前に戻ってみよう

 

私とイトは上司と部下の関係である

 

事あるごとに

 

俺たちは墓場まで持っていかなくてはイケない思い十字架を背負っている

 

と口にしていた

 

因みに、会社は社内恋愛禁止である

 

なのに、イトは私と付き合った

 

単に仕事の都合上、私と付き合っておいた方が言う事を聞かせるのに都合がいいからか

純粋に私を好きだったのか

 

理由は私には判らない

 

私もイトも、大人しい性格ではない

 

私は幾度となく「もう会社を辞めたい」と言ってきた

 

それはイコール「イトと別れる」ことである

 

それでも良い。

とにかくもう職場が耐えられず辞めたいと懇願した

 

その度にイトに止められた

 

俺たちは十字架を背負ってるって言ってだろう?

離れる事は出来ないんだよ

 

そして私はイトが怖くて元のさやに納まった

 

10年前のイトは、それはそれは気性が荒く、一度怒ると手が付けられない人でした

893となんら変わらない程・・・ってテレビの中の893しか判らないけどガーン

 

従業員に電話しては「逃げようなんて思うなよ!」と激高していたのを思いだす

 

ある日の事

突然に怒り、「女なんてオマエじゃなくても、他に履いて捨てるほどいるんだよ!」と捨て台詞を残して出て行った事もあったな~

 

それでも私は怒れなかったけど、さすがに機嫌は悪かったんだと思うえー?

 

次の日かな?連絡がきて

「オマエの性格からして、白黒付けずにこのままじなのは嫌だろう?」

?とか言って結局元さやに納まってるな笑い泣き

 

私とイトはこうして奇妙な日常を13年間も過ごしてきたのだ

 

そして忘れもしない4年前、正規の大喧嘩をするのである