<2025年7月20日(日)~21日(月) 晴れ>

 

夏休みの遠征前に、もう少し荷を背負って歩いておかなければ、ということで、久しぶりに白山の南、石徹白から「我が心の」別山へ向かうことにした。

 

前日夕方に石徹白の大杉のPへ到着し、翌朝から大杉の登山口より登り始める。

 

 

歩き始めは、大杉までの階段。

何やらそれだけでもしんどい。

久々だからか?

大杉に到着し、そこからさらに北上していく。

 

 

おたけり坂を越えて、神鳩ノ宮の避難小屋。

 

 

・・・・・・あかん。あまりにもしんどい。

20~30分続けて歩くのがやっとで、持ち上げる足はダル重いし、呼吸も苦しい。

こんな標高なのに、まるで高山病。

 

 

これは別山まで無理かも、と思いつつ、でも、まったく歩けないわけではない。

5分歩いて立ち止まり、呼吸を整えて、また5分。

そんな繰り返しでやっと銚子が峰へ。

 

 

 

遥か別山を望める。

 

 

遠い。

 

それでも引き返すつもりは無く、とりあえず三の峰の避難小屋を目指す。

 

 

 

こちらの呼吸や体調に関係なく、山はお花の季節。

 

ハアハア(*´Д`)言いながら、足元の見えない背丈ほどの笹藪を抜け、一の峰、二の峰を越え、なんとか三の峰避難小屋。

 

 

 

小屋からは御岳も望める。

 

 

残雪も残っており、一応チェーンスパイク装備だが、このまま体調変化なければ、別山はあきらめて明日はユルユル下ろう。

 

 

避難小屋で一泊し、翌朝も体調変化は見られず、素直に下山にかかる。

 

 

 

 

このしんどさは何なのか、この時点では原因不明。

 

 

下山し、大杉のPで車に乗って、石徹白の白山中居神社で無事をお参り。

 

 

家まで帰って、その週の金曜日に、定期の検査で京大HPに行ったら、飲んでいる薬の副作用で、赤も白も血球数は相変わらず多いが、ヘモグロビン値だけが下がっていた。

血球数制御との釣り合いがあるので、薬をやめてしまうことは無いが、飲み方(飲む頻度)を調整していくことになった。

 

思えばGWからまともに山に登ろうとするとこんな状態で、その原因がやっとわかった。

何時からこうなったかがわからないが、それなりの時間をかけて戻していくしかない。

自分の身体なので、あきらめて付き合うだけだ。