AutoCADには、仕上げ記号を入力するコマンドがないので、
仕上げ記号をブロック挿入で入力したいと思います。
そのまえに、仕上げ記号をブロック定義します。
まずは、仕上げ記号の作図。
ウチの会社ではこのタイプのを使っています。
配置位置によって文字の角度が変わってしまうので、
記号と粗さの値の関係は、2種類用意しました。
作図後、仕上げ記号1つずつブロック定義します。
ブロック定義をクリックします。
ブロック定義ダイアログが表示されます。
[名前]を入力します。
[オブジェクトを選択]ボタンをクリックし、
作図した仕上げ記号を選択します。
[ブロックに変換]を選択します。
[挿入基点を指定]ボタンをクリックし、
基点を指定します。
基点は、記号の先端、対象面に接する点とします。
この時、XYZの値は、
現在の座標となりますが気にしない。
[OK]ボタンを押して、ブロック定義完了となります。
これを、仕上げ記号の数分、繰り返します。
で、最後に
[ファイル]メニュー、[名前を付けて保存]をクリックして
通常の図面と同じように保存します。
これで完成です。
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