5/5～8の間、夫と福岡に行ってきました。

※長い記事が多くなりそうなので、読んで下さる方は目の疲れにご注意下さい。

今回の目的は２つあります。
１つは、私の母方の親戚に夫を紹介したり、
母方の家のお墓参りをすることです。

私の母は小倉出身で、今も伯父や伯母が何人か住んでいます。
夫も私も他の親類はだいたい近くに住んでいて、
会おうと思えば割とすぐに会えますが、
ここばかりはそうそう行くのは難しいので、
今回の休暇を使うことにしました。

もう１つは、夫の友達に会いに行くことです。
大学時代に同じサークルだったそうですが、
たまたまこの友達も小倉出身で、大学卒業後は故郷に帰ったため、
やはりなかなか会えないようです。
ちょうどいい機会だと思い、友達と会うことを夫に勧めてみたところ、

日にちが合うことがわかったので、私も便乗することにしました。

まず、1日目は夫の友達の案内のもと、
北九州の名所を見て回りました。

行きの飛行機はスターフライヤーという、
ANAと共同便を持っていたりするものでした。
黒い筐体、黒い座席が特徴で、非常にクールなデザインです。
あと、座席にテレビが付いていて、音楽や映像を楽しんだり、
飛行地図を見たりする事ができます。

北九州空港に着いたら、すでに夫の友達が待っていてくれてました。

ちょうど時間も時間だったので、まずはお昼を食べに行くことに。

連れて行ってもらったのは、長浜ラーメン北九州バージョン？　が名物の

「むらた亭」というお店でした。

味は濃い目ですが、臭みやくせがなくておいしいです。

男性陣は当初替え玉を頼む意気込みでしたが、

一杯目でスープを飲み干してしまい、断念していました…。

確かにおいしかったもんね。

その後、私が持っていったカメラが電池切れしていたため（行く途中に発覚した）、

わざわざスーパーまで付き合っていただきました。

前もって準備しておけば避けられたことなので、

本当にこれは申し訳なかったです…。

ちなみに、北九州のスーパーには芋焼酎が多かったです。さすが。

その後、田川市の石炭記念公園に行きました。

昔、田川や三池といった地域では炭鉱が栄えていて、

昭和30年代ごろまで日本の産業を支えていました。

この辺りは『炭坑節』の発祥地でもあります。

実際に炭鉱で使われていた煙突です。

KLASSE S / FUJIFILM NATURA 1600

石炭を運ぶエレベーター。

HOLGA 120CFN / Kodak PORTRA 400VC

その後、平尾台自然の郷に行きました。

平尾台というのは、日本三大カルスト台地のうちの一つで、

石灰岩が姿をのぞかせ、地下には鍾乳洞などもあるそうです。

（今回、鍾乳洞には行きませんでした）

目の前の台地は非常に広大で美しかったです。

カルスト台地の象徴、石灰岩。

LOMO LC-A+ / AGFA CT Precisa

あ、ドリーネ（窪地）を見るの忘れた。。。

その後は北九州で高低差が最大の、菅生の滝へ。

九州に行く前に母と話をしたところ、

子供の頃、夏に家族で遊びに行き、

スイカを冷やして食べたりしていたと懐かしんでいました。

今はそういう所はなさそうでしたが、

パワースポットとして知られているらしく、

荘厳な雰囲気に包まれた思いがしました。

マイナスイオンもたっぷりです。

KLASSE S / FUJIFILM NATURA 1600

そして、お友達の家が滝の近くにあるそうで、

急遽お邪魔することになりました。

私はもちろん初対面で、夫も存在こそ知られているものの

お家に行くのは初めてのことです。

玄関先に着いて思わず絶句。

これ、旅館じゃないの!?　ってぐらい広いお宅。

しかも1年ほど前に改築したとかで、非常にきれいな日本家屋でした。

改築前の家で使われていた板や柱をインテリアとして使っていたりして、

新しいのに歴史を感じさせる雰囲気があり、素晴らしかったです。

お家にはお母さんとおばあちゃんがいらっしゃいました。

そこで、柏餅や笹団子（みたいなお菓子）など、

様々なおもてなしをしていただきました。

このお菓子、どれも本当においしいんです！

うちの地元にもこういうお店、あるといいな。

その後、一旦解散し、夫と私はホテルにチェックインしました。

軽く荷解きをして、一本撮り終わったHOLGAの裏ぶたを開けたら、

悲惨な状態が待っていました。

巻き太り防止用のスポンジがフィルムに巻き込まれていました。。。

…妙にフィルムが太いはずだ(涙)

その後、HOLGA部部長の迅速かつ丁寧な情報により、無事解決しました。

しかし、フィルムの扱いを結果的に雑にしてしまったためか、

プリント後、何枚か感光させてしまったことが発覚。

すぐ暗い場所を見つけて、入れておいたほうが良かったですね…。

と、少し話が反れました。

再度お友達と合流し、北九州市のグルメ・鉄鍋餃子が

売りの居酒屋さんへ。

鉄鍋餃子以外にも、いわしのぬかみそ炊きなど、

ご当地グルメを食べることができました。

ここでも結構飲んで食べたんですが、

その後、北九州名物のおでんの屋台にも行きましたｗ

屋台というと、たいていコップのお酒を飲みながらおでんをつつくような感じですが、

今回のはそうではなく、各自飲み物を持ち込むことになっています。

お茶は用意してくれますが、お酒は事前に買っておく必要があります。

それと、おにぎりと、なぜかおはぎが食べられます。

おにぎりはまだわかるけど、なぜおはぎ…？

しょっぱいものを食べている途中に甘いもので緩急をつけるんでしょうか。

今回は胃袋に余裕がなくて食べられなかったけど、おいしいらしいです。

あと、おでんだねの種類が半端じゃなく多い気がします。

タコの足がおいしかったー。

もちろん、大好物の大根などもしっかりいただきました。

味が染みててとってもおいしい。

今回、急な話だったにも関わらず、

案内し、もてなしてくれた夫の友達には本当に感謝です。

お友達はもともと社会科の教員だったためか、

北九州についての知識がとても豊富で、

行く先々でその地域について詳しく説明してくれて、

非常に印象的な旅になりました。

2日目に続きます。

追伸
フィルムは空港のX線を通すと感光するかもしれないので、
手検査で通してもらいました。
フィルムの入ったカメラを持っていると、
動作確認のために1回ずつシャッターを切る必要があり、

それで少し時間を要します。

フィルムカメラを持って飛行機に乗るときは、

フィルムを詰めないのが一番かもしれません。

（撮り切った状態で飛行機に乗るのが理想かも。でも計算するの難しい…）

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