投稿が滞ってしまい申し訳ありません。
また定期的に情報をお伝えできればと思っています。
今回は甲状腺ホルモンの過剰による病気のお話です。人でいうバセドウ病にあたります。
甲状腺機能亢進症はネコちゃんで多くみられる病気です。ワンちゃんではあまりみられない傾向にあります。
甲状腺過形成や甲状腺腫瘍が原因で、全身の代謝を司る甲状腺ホルモンが過剰に産生されるため一般的に『食欲の増進』『体重減少』『頻脈』『多飲多尿』といった症状が現れます。
また高血圧を呈する場合もあり、その他には嘔吐や下痢など非特異的な症状も認められます。
私の場合、「最近痩せてきた印象はありますか?、」「お水はたくさん飲みますか?おしっこの回数が多くはありませんか?」、「食欲はありますか?」「吐き気はありますか?」、「最近怒りっぽくなったような様子はありますか?」といったことを飼い主さんにお聞きしています。
『高齢』『体重減少』『多飲多尿』『嘔吐』といったキーワードが当てはまる場合、この病気を候補に挙げて検査に進むことが多い印象です。
診断には甲状腺の触診や超音波検査、血中甲状腺ホルモン濃度の測定などがあり、一般の病院での検査が可能です。
治療はに大きく分けて外科療法と内科療法(または食餌療法)があります。
甲状腺機能亢進症自体が即座に命を脅かす可能性は高くはありませんが、全身の状態や臓器に負担をかけるため、違和感を感じた際は早めの病院の受診をお勧めします。
その他何か気になることがありましたらお近くの動物病院やかかりつけの動物病院にご相談ください。