ひかるさんから『アンダンテ~稲の旋律~』という
映画のDVDをお借りして、先日観ました。
あらすじ: 母親(宇津宮雅代)の教育で音楽の道を歩む薮崎千華(新妻聖子)は厳しい競争や人間関係になじめず、部屋に引きこもってしまう。すべてに挫折した千華はあてもなく千葉・横芝光町にたどり着くが、ひょんなことから独自の哲学で食と農業問題に取り組む広瀬晋平(筧利夫)に誘われ、農業に従事することになり……。
横芝駅に掲示してある言葉
急行でも各駅停車でもいつか目的地に着くと
映画のタイトルのアンダンテの”歩く速さで”…
人生、ゆっくりでも周りの景色を楽しんだり、
一歩一歩ちゃんと踏みしめながら、
いつか自立して、なりたい自分になれればいいよね!
そんな風に改めて思いました。
各駅停車の旅を楽しむ私の息子は、
人生もそんな風に歩んでいるんだな~と思います。
主人公がお母さんに”自分の人生を生きてほしい”と
手紙に書いていました。
子どもに自分の人生を背負わせないで、
自分で自分の人生をもっともっと味わわないとね!
(私は今でも十分楽しんでるとは思うけど…)
そして横芝光町の美しい田園風景に心奪われました。
まだ稲穂が十分成長していない青々とした水田は本当に美しくて、
『この風景を見たい!!!』と強く思って、
電車での行き方を調べてしまいました。
天気のいい日に訪ねたら、あんな風景に出会えるのかな!?
生きる喜びや楽しさ
時々は、ほろ苦さを感じながら
ゆっくりでいいから歩んでいこう
そんな気持ちになれた映画です。