何か言いたそうに私の周りをウロウロするハリー
普段から会話は多い方なので、言いにくいことなんてないのに…
ふと思いついて…
以下、ピンク=私・ブルー=ハリー
「何か欲しいものがあるんじゃい?」
「えぇぇ~~~なんで分かったの?」
だっていつもは言いたいことあっても
こんなそばにいつまでも来ないし(笑)。
自分で思ってるよりも君は分かりやすいんだよ!
「何???」
「まさかこの期に及んでゲームじゃないよね???」
「違うよ~」
「ん~、なんだろ…」
「機械物?(自分用pcとか…)」
「機械って言ったら機械かな~」
「ん~~~~~」
不登校になって間もない頃に
何かやってみたことはないの?って私から聞いた時に
ハリーが言っていたことを思い出した

「もしかしてギターじゃない?」
「なんで分かったのーーー!」
だって前に話したこと覚えてたし…
最近、一人の時にいつも歌ってるし…
「へぇ~、いいんじゃない!」
「でも…許してくれないでしょ(←父親が)?」
「お母さんは何かやりたいって思ってくれて嬉しいし、
少なくとも今のゲーム・携帯三昧の日々よりはいいと思うけど~」
「でしょでしょ?」
「勉強とか自分でできる努力はきちんとして、
お父さんに認めてもらえるようにがんばろうよ。
お母さんから口添えはするよ。」
思い返してみたら、遊びや趣味でゲーム(カードも含む)以外に
何かしたいとか欲しいって言われたのは
小学校1年生の終わりに「サッカーしたい」って言われて
スポーツ少年団に入った時以来かも…
(まぁ言い返してみたら、どんだけゲーマーなんだってことだけど

3ヶ月くらい前の真夜中に
不登校のことで夫に罵倒されて
階段の下でシクシクと泣きながらうずくまって
「もう何もしたくない」って弱々しく言ったことを思うと
遊びでも「したい!!!」って思えることを
見つけてくれたことが嬉しかった。
その「したい(ギターが欲しい)」気持ちが、今の1人でも勉強をする原動力にもなってるみたいです。
夫はギターには何も反対はしていないけれど
「けじめ」をすごく重んじていて
すぐに「いいよ」とは言いたくない。
きちんと今後どうするか決まってからにしろということです。
夫の言うことはもっともだし、気持ちも本当に分かるけれど、
今はギターをやってみたいという
ハリーの気持ちを応援している
甘い私なのです。
「それほどやりたいことなら、あとちょっと我慢できるでしょ」
とハリーには言ってるんですけどね。
ということで、ギターをめぐる
ハリーと夫の攻防は続いています。