シネマトゥディより…1911年、中国は欧米列強の脅威にさらされ、清王朝は衰退する一方だったが、業(ごう)を煮やした民衆たちが立ち上がる。
革命軍を束ねる孫文の参謀・黄興(ジャッキー・チェン)は一気に総督府に攻め込むが、情報が漏れていたため失敗に終わる。
この戦いで多くの尊い命が奪われ、敗残兵となった彼らは次第に戦意を失っていき……。
http://1911-movie.jp/
金曜日に見に行ってきました
会場はLUMINE有楽町のすぐ近く ものっそい混雑に会場へ行くまでに疲れました。。。
ジャッキー・チェン映画出演100本記念、自身総監督作品
期待せずにはいられない!とワクワクしながら見に行きました
辛亥革命…なんとな~く聞いたことがあるような、、孫文…あ、わかるわかるくらいな歴史の知識
正直難しかったです
孫文はわかっても、その参謀であるジャッキー演じる黄興たる人物がどのような人物であるかがあまり深く描かれていないので彼の凄さが伝わってこない(中国の方なら黄興がどんな人物であるかわざわざ描かなくもいいのでしょうが)
なぜそんなにカリスマ性がある方なんだろう?って常に頭の中に?が浮かんでいる状態
黄興の内面もあまり描かれていない感じがしたので、感情移入も出来ない
黄興の妻、徐宗漢もあまり内面が描かれていないから、こちらにも感情移入が出来ない
戦いのシーンに多くの時間が割かれていて、生々しい流血シーンなどが多くついつい目をそむけてしまったです
吹き替えを見ましたが、少し歴史的説明をナレーションしてくれるのでまだなんとなくの流れは掴めたような気になりましたが、字幕版だと歴史的背景等々がしっかり理解出来ていないと内容がわからなくなるんじゃないかな?といらぬ心配をしてみました
ジャッキーの声はいつもの石丸さんでしたが、徐宗漢の声を江角マキコさんが担当してました
申し訳ないですが江角さんだとちょっときつかったなぁ
声に感情が入っていないように感じられてしまいさらに感情移入が出来ない
ジャッキーらしさという点ではかけ離れている作品ですが、ジャッキーが自身100作目の記念作品にこの「1911」を選んだことの意味は少しだけ理解出来た気がします(あくまでも気がしただけ)
辛亥革命100年、今この作品を見た中国の人たちはどう思うのでしょうか?
100年前に理想国家のために死んでいった多くの人たち、孫文、黄興は今の中国という国を見てどう思うのか?
見終わった後とてもとても複雑な気持ちになってしまった