cinrmacafeより・・・2005年8月、医大に通う大学2年生のコータ(向井理)は、友人の芝山(柄本佑)や矢野(窪田正孝)とそれなりに楽しい日常を過ごしていたが、何か物足りなく感じていた。ある日、ふと目にしたボランティア募金のパンフレットをきっかけに、カンボジアに学校を建てるための活動を開始することに。早速知り合い全員にメールを送るも大半の友達がイタズラや無理だと相手にしない。そんな中、芝山や矢野に加え、合コンで知り合った本田(松坂桃李)が仲間に加わってくれた。資金集めのためにチャリティーイベントを何とか成功させた4人だが、カンボジアの現状を見なければ意味がないと現地へスタディー・ツアーを敢行する。そこで彼らは貧困や地雷、HIVなどの現実を目の当たりにし…。
http://www.boku-seka.com/
試写会に参加してきました
ちょっとでも早くこの作品を見ることが出来て、私本当に感激でございました
映画というよりも、ドキュメンタリーの作品を見ているような感じでした
特にカンボジアのシーンは特に強く感じました
手持ちというのかな?カメラが安定して撮られていないシーンが多く、それがとても臨場感というのか現実感が伝わってくる
カンボジアでの、あぁこれは役者さんたちの『素』なんだろうなと思う表情、言葉も多く見ている自分も同じような体験をしているような気がしてグッとこの作品の主人公達の気持ちにグッと近づくような気になりました
なので、東京でのシーンになると急に「芝居」って感じがしてしまってスッと気持ちが冷めてしまうような感じになっちゃうのが凄く残念でした
カンボジアの現状、歴史、ガイドさんの語る生の体験のお話は本当の心に刺さってきます
もっとこの現実を私たちも知らなければいけないんですよね
資金がなかなか集められない焦りからサークル内で揉め事が起きたときに、「なんでカンボジアなのか?」「日本でも困っている人はいる」という言葉にハッとしました
この時期にだからこそ、余計にだとは思いますが・・・
日本だから外国だからとかではなく、どんなことにも無関心でいちゃいけないというのを改めて気づかされました
自分がほんのすこしのお金寄付しても、カンボジア(だけじゃなく世界中で辛い生活をしいられている人々)の現状を変えることはできない
でも、沢山の人がちょっとの寄付をしてくれたら、、
それが世界のどこかにいる誰かを笑顔にしているとわかったら、心がほっこり暖かくなるなぁって
その気持ちを忘れちゃいけないですよね
いろいろな年代の人たちに見て欲しいなと思う作品でした
ムカイさんのいろいろな表情が見れて、本当に感激でした
カンボジアで、ガイドさんの体験されたお話を聞いて涙するシーンや、ポルポト政権下で行われていた残虐な歴史を展示した遺産での表情、子供たちと遊ぶシーンでの表情
きっとこれはムカイさんの『素』の表情なんだろうなと思うシーンが本当に多かったです
やはりそう思うところでは、凄く凄く感情が伝わってきて胸が熱くなり涙しました
久々にムカイさんの歌声も聞けて思わずキュンとしてしまったりもしましたが、画面から伝わってくる向井さんからのメッセージを全身で受け止めなければ失礼だと、強く思いました
ムカイさんファンはもちろんですけど、ファン以外の方にもぜひ見て欲しい作品です