昨日読み終わりました

有難いことに試写会で映画を見ることが出来たので、原作を読んでみました

山田悠介さんの「スイッチを押すとき」


初めて山田さんの著書を読ませていただいたのですが、とても読みやすい文章で一気に読み進めることが出来ました


読み進めれば、読み進めるほど辛くなりました

設定がとてもリアルだし(あってはならないことだけど、世界のどこかで同じような実験が行われているんじゃないかと妄想してしまいました。。)、登場人物たちの心情がジワジワと伝わってくるのでページをめくる手が震えてしまいました


プロローグがどこに繋がっていくのかがとても気になる

がなかなか出てこない いっそプロローグのことなんて繋がらなきゃいいのにと思いはじめたころに真相がわかり切ないを通り越して虚しい気持ちに


ただ毎日を平凡にでも生きていられることを、改めて考えさせられました


映画の設定が原作とは少々変わっていますので、2つの世界を見ることができ、どちらの世界にもどっぷりとはまることが出来ました



スイッチを押すとき (角川文庫)/山田 悠介
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